転がる甘味に溶ける思考 ただどんな味がするのか知りたかっただけなのに。「勝手に飲んだお仕置きしなきゃなァ」にやけ顔で迫る男に逃げ場をなくしてとうとう捕まると唇を塞がれていた。甘酸っぱさが口の中に流れ込んでくる。果実の肉片が互いの舌の間で転がる中、何が仕置なのか、巡る思考もやがて甘く溶けて消えた。SS垢より再掲載2015.08.212015.10.14 × 「#エロ」のBL小説を読むBL小説 BLove - ナノ -