こんな時だけ素直なんて 振り向くと彼が立っていて、あ、と声を出すより先に唇は塞がれていた。シンクに置いていた指先まで絡め取られてしまって終いには足の間に膝を割り込まれてしまって。身動きできずにいる自分の唇を味わうように、普段の彼からは想像もできやしない甘い甘い口付けを受け入れるしかなかった。SS垢より再掲載2015.08.212015.10.14 × 「#エロ」のBL小説を読むBL小説 BLove - ナノ -