それは悪戯な




項に押し付けられた唇が思った以上に熱くて肩が跳ねる。
そのまま上下に辿ったかと思うと、ひやりと濡れた感覚が襲う。

「なにを…」

しているの、そう続けるはずの言葉は懐に差し込まれてきた指先に意識を囚われてしまって最早紡ぎだせそうになかった。





SS垢より再掲載




2015.08.01





2015.10.14





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