触れた指も





「銀さんの指、意外と綺麗ですよね」
「はぁ?」

誤って利き手を負傷してしまった銀時を見兼ねた妙は、手を取り丁寧に手当てしていた。
唐突な妙の言葉に銀時は驚いて声を上げる。真意を探るより先に、終わりましたよと伝えると妙は側を離れた。

妙の指先を思い出してため息をつく。

「…それはお前だろ」





診断メーカーよりお題
『言えるわけがない』



2015.07.05





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