恋人





昼休みに呼び出されて来てみれば、雑用と称した逢引だった。鎖骨に当たる温い唇に妙は冷や冷やした。
執拗に鎖骨の窪みを舐めたかと思えば軽く吸われた。
「せんせい・・・」
妙は堪らず声を上げる。
「舐めるだけ」

逃げる腰を強く引き寄せられて妙は頭を抱きしめるしかなかった。


銀八妙



2014.07.12





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