鼓動







背中に熱い鼓動を感じ呼吸を忘れてしまって妙は苦しくなる。腰に回された腕に力がこもって、逃げ出したくても動けそうになかった。

「誰と間違えてるんですか…」

苦し紛れの言葉に銀時は唇を妙の耳に当てて、

「間違ってもお前以外の女は抱かねぇよ」

鼓膜に触れた吐息もやっぱり熱くてズルいと呟いた。





2014.11.01





×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -