とびきりの甘さを





キスをしようと顔を寄せると唇に人差し指を押し当てられた。

「…まさかお預けとか言うなよ?」

夜も深まった頃、ようやく二人きりになり腰を引き寄せたところだった。

「まさか」

そう言うと妖艶の笑みで囁いた。

「とびきり甘いのをお願いしますね…」




望み通りその夜はとろける甘さに二人で溶けていった。





2014.09.05





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