おかしくなりそう 夜中に訪ねて来た男を招き入れた途端に、唇を塞がれた。背中に逞しい腕が回ると、妙の両手ごと強く抱き寄せられて抵抗しようにも、ガッチリと抑え込まれて身動きも取れない。「…お前がほしくておかしくなりそう」男がようやく吐き出した言葉に妙の心は激しく揺れてただ見つめ返す事しかできなかった。2014.08.16 × 「#エロ」のBL小説を読むBL小説 BLove - ナノ -