いめそん!



豪炎寺くんに振られて、2年。音信不通だった彼が最近また姿を現した、解せないことに彼は今僕の目の前にいる。手を伸ばせば触れることだって出来る。ただその感触が人では無いだけ。液晶を挟んだ新しい君と僕を結ぶ物ってあるのだろうか、あぁ、似合わないね。その髪型、笑い方、座り方。昔は、まだ一緒に居た頃は、お互い負けず嫌いなせいでよく喧嘩もした、エースストライカーの座を巡って日々駆け回った。いいライバルで相棒で恋人で、幸せ、だった。
気がついたら君は僕を置いて何も言わずにただの無機物の中に籠もってしまっていたけれど悔しい事に僕は、まだ




サヨナラ告げた切ない夜を
繰り返そう
何千回でも


果てない夜
空に赤
数えきれないほど並べて
ずっと
いがみ合って
奪い合って
競い合っては
ひたすらじゃれ合っていた
手のなる方へ流されながら


君は気づいてる?
二人過ごした日々が
ウソにまみれた


サヨナラ
いつか告げた君は
目の前にもういないだろう
ハナレバナレでも追いかけた
その背中遠すぎて
生ぬるい涙が頬をつたったんだ


あふれそうになった言葉
消え去らないよう並べて
じっと寂しくないように
振る舞っても
本当は傷ついていた
人の波に流されながら


君は知っていたの?
あの日描いた地図も
ウソにまみれたのを


二人が奪った夜の街を
思い出してもつらいだろう
君が消えて
僕は一人
残されてどこへ行こう?


同じような軌道をたどりながら
きっと僕らすれ違ってた
時の魔法に汚されながら


ずっと
いがみ合って
奪い合って
競い合ってた
二人は
深いループの中
巡っていて


サヨナラ
いつか告げた君は
目の前にもういないけど
ハナレバナレでも構わない
追いかけよう
躊躇いも涙も拭わずに
手を伸ばせるはずだろう
何もなかった振りをして
繰り返そう
何千回でも


思いがけない
キセキが待ってるのなら





「吹雪士郎、か」
「会いたかったよ、豪炎寺くん。いや、イシドシュウジサン」


∴≒#*$∵

PVっぽく…!厨二くさいwww