短篇 | ナノ

ロロノア・ゾロ


目が覚めたら・・・


「・・・何だコレ?」


耳とシッポが生えていた


「ま、いいか」


大して気にも止めていなかった


「ゾロ〜居る〜?」


○○○が入って来た


「おう。居るぞ?」

「あのさ、コレなんだけど・・・は?」

「ん?」

何のコスプレ!?


○○○の前には、猫耳・シッポが生えた男が居る


「コスプレぇ?んなモンしてねぇよ」

「してんじゃん!!」

「コレか?朝、目が覚めたら生えてた」

「生えてたって・・・動揺もしないの!?」

「したって生えちまったモンは仕方ねぇだろ?」


ゾロは、この状況を受け入れているようだ


「・・・俺は寝るぞ?」

「また!?」

「またでも何でも、寝るぞ」


そう宣言すると、寝てしまった


にゃん!にゃん!にゃん!



次の日、耳もシッポも消えていた


「ゾ〜ロ♪」

「んだよ?」

「ジャーン!」


○○○は携帯を見せる


「何だよ、それ」

昨日のムービー

今すぐ消せ!抹消しろ!


そのムービーには、ゾロがあの姿で昼寝をしている様子が延々と録画されていた


「耳とか尻尾がね、ピョコピョコなってるのが可愛いよね」

「その携帯・・・斬るぞ」


その後、ゾロに携帯を奪われたが消し方が分からず困っていたそうだ


END

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