短篇 | ナノ

サッチ


朝、目が覚めたら・・・


「・・・ひっく・・・ひっく・・・」


ネコ耳とシッポが生えていました


「おはよう・・・って、どうしたの!?」

「ざっぢぃいいいいいッ!!」

「うわ!キッタねぇ!!」


顔面から出せるものは全て出ているのでは無いだろうか?


「朝っぱらから、何で号泣してんの?」

「だって・・・こんな姿にぃいい・・・」


○○○は鼻を啜りながら被っていたフードを取る


!?


俺はカミナリに撃たれたようだった


「サッチ?」


フリーズした俺を見る○○○


「○○○・・・」

「ん?」

でかしたッ!!

「何が!?」


○○○は不思議そうに首を傾げる


コレぞ、男のロマンだぁあああッ!!

「・・・殴って良い?ってか、殴る」


呆れるを通り越して、怒られました


にゃん!にゃん!にゃん!



次の日、目が覚めたらネコ耳とシッポは消えていました


「おはよう、○○○〜ッ!・・・って、あれ?」

「おはよう。サッチ」

「ネコ耳は?尻尾は?」

「朝起きたら、なくなってたよ」

ヤダ!

「ヤダって云われても・・・ってか、何?その耳は・・・」

ネズミの耳♪


サッチは、ネコ耳の○○○と戯れようとネズミの耳を付けていた


END

<< >>

[サイトTopへ ]

×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -