B
四皇・カイドウの元へ向かう数日の間で、武装色の覇気を身に付ける
そんな無茶苦茶な話があっても良いんですか・・・?
「よぉ〜」
「ヤソップさん」
「今日はおれが相手だ」
「銃撃戦はちょっと・・・」
「ハハッ、死なねぇ程度に撃ってやるさ」
「お願いします」
シャンクスの命で、日々、相手を変え特訓をしていた
「■■■、どうだ?」
「う〜ん・・・どうしても能力に頼ろうとしてしまって」
いまいち、自分の出来に満足できない■■■
「良いのか?明日はベックだろ?」
「・・・明日が命日かも」
「心配すんなって」
「他人事だと思って・・・」
昨日は、ルゥにコテンパンにされた
「今日だって、ヤソップさんには決定打出せなかったですから・・・」
ボヤいていると、ヤソップが宙を仰ぎながら呟く
「お前のその・・・六式っつったか?それ使えば充分じゃねぇのか?」
「剃ですか?」
「そう、それ」
六式:剃は、確かに俊敏に起動する事が出来る
しかし、相手の能力が上になるほど間合いを詰める事が難しくなる
「明日までに、副船長対策を練らなきゃダメですね・・・」
「健闘を祈る」
怪我だけで済むかしら?なんて安易に考えていたが、ベン・ベックマンという男は簡単なモノではなかった・・・
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