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白ひげ海賊団に接触する為に、この偉大なる航路を何日か航海した
「もうすぐだ」
航海士が告げる
「赤髪、アナタ、海軍の艦隊を何隻沈めたら気が済むの?」
「ハハハ・・・そう睨むな。軍艦は沈めたが死んじゃいないさ、多分」
「多分って・・・」
■■■は呆れて何も云えなくなった
「右舷方向に白ひげ海賊団の船!!」
見張番が大声を上げる
「着いたか・・・行くぞ」
シャンクスは大きな徳利を担ぎ始める
「本当に一人で良いのか?」
「ああ。別に殺し合いに来たんじゃない・・・話し合いさ」
ベンに向けた笑顔は、今までの穏やかな笑顔ではなく好戦的な笑みだった
「親父、親父。“赤髪”が親父に会わせろと・・・」
「あァ・・・通してやれよ・・・いい酒持って来たんだろうなァ、小僧」
赤髪の到着を心待ちにしていたかのように笑う白ひげ
「船長、“赤髪”を迎えます!!」
船員の大声が聞こえると、レッドフォース号はモビーディック号の隣に停泊した
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