Romance Dawn | ナノ

A


「赤髪・・・・・・お頭、電伝虫が呼んでます」

「お?来たか?」


シャンクスは待ち望んでいたように、電伝虫を取る


「ハハハ・・・・・・変わらねェな、あのオヤジも・・・・・・ハハハ・・・」


まるでこうなる事が分かっていたかのように落ち着いている


「ご苦労さん。お前は真っ直ぐ帰って来い」


シャンクスはロックスターに帰還を命じる
















「どうすんだ、お頭」

「行くよ・・・船を出す準備を!!」

「白ひげの所へか!?」

「ああそうだ」

「そんな事して政府が黙ってると思うか!?」

「・・・・・・そうも言ってる場合じゃねェんだ」


幹部たちが交わす声はとても穏やかだが、内容は全く穏やかではない


「赤・・・お頭!この間も云ったし、副船長も云ってる通り、政府が黙っちゃいないわ!分かってるの!?コレは、バスターコール級の事態に相当するのよ!?」


■■■が警告しても、シャンクスは聞く耳を持たないだろう


「政府は黙っちゃいねェだろうが・・・なァに邪魔するならこっちも黙っちゃいねェさ・・・!!!」


船員たちは戦闘だと盛り上がっているが、■■■は1人頭を抱えていた


「さァ!!!飛びっきりの酒を用意しろ!!」


シャンクスはワクワクしているのか、瞳を輝かせている

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