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海軍大将青雉
「失礼します!・・・大将!?
大将ッ!? 」
「また大将居ないのかよ!?」
「何か、最近書類が溜まらないからありがたいなって思ってんだけどよ?留守にする事が多いよな?」
「あぁ。何かあったのか?」
「さぁ・・・特別大きな事件も聞いてねぇぞ?」
「ちょっと前に、インペルダウンに王下七武海の奴が投獄されたって聞いたぞ?」
「まさか!何かの間違いだろ?」
普段なら自室で書類整理など頼んでもやってくれない大将・青雉が、書類をサッサと処理し最近では寝る間も惜しんでどこかへ出掛けている
「ん〜・・・参ったね、見つからないじゃない」
青チャリを漕ぎながら、辺りを見回す
「どこ行っちゃったんだろうね〜・・・困ったな」
頭をボリボリと掻き、欠伸をする
無精ひげが伸び、シャツも少しヨレヨレだ
「死んじゃったんなら、新聞にでも載るだろうしねぇ・・・」
ニュースクーが落としていった新聞を拾い、隅々まで読むが死亡欄・行方不明欄に■■■の名前は挙がっていない
「どっかの船に拾われたか・・・?」
顎に手を当て、宙を見る
「いや、無いな・・・■■■に限って」
独り言を呟くと、再び青チャリを漕ぎ始める
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