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「
熱膨張ッ! 」
■■■が詠唱すると、■■■やクザンはおろか周りの建物なども巻き込んだ爆発が起こった
――――――――――
「ったく、無茶するねぇ」
辛うじて爆発を避けたクザンは、暗い海を見つめる
「あらら。こりゃあマズイね」
爆発の衝撃で海に落ちたであろう■■■
しかし、能力者である自分は助ける為に海に入るなんて事が出来ない
「ま、死んだら■■■の運命だったって事だな」
海辺に背を向け、青チャリに跨る
「・・・お前が世界で何を見るか、俺には分からねぇ。でもな、正義ってのは立場や状況によって変わるもんなんだ。行って来い、■■■」
聞こえているか、届いているかも分からない■■■に呟き、青チャリで去って行く
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