おまけ
「あの時、スモーカーさんが引き留めてくれなかったら、今頃、田舎暮らしでしたよ?」
「
全力で送り出せば良かったな? 」
「またまた〜!何だかんだ云って、結局、私達、収まるトコに収まったじゃないですか!」
「・・・激しく後悔してんだよ」
「酷ッ!こんな可愛い奥さん掴まえておいて!?」
「そういうトコに後悔してんだよ!・・・少佐の時、こんなキャラじゃなかったぞ・・・」
スモーカーはブツブツと呟く
「ま、たしぎちゃんが今、相棒になってくれたワケだし?私、結構役立ってますよね?准将?」
首を傾げながら、スモーカーを見つめる●●●
「・・・それは、認めてやる」
「何、その上から目線!」
「うるせぇ」
「ホントは、部下に怪我させて退位にまで追い込んだって落ち込んでたクセに〜」
「テメェ、それどっから」
「おつるさんとガープさんと、クザン大将♪」
「・・・チッ」
激しく舌打ちをすると、●●●が持っていたアルバムを取り上げる
「何するの!?」
「あ?」
「ちょっと返してよ!」
「うるせぇ・・・」
激しくアルバムを閉じると、そのまま自室へ行ってしまうスモーカー
「フフフ、ホントは、その後の写真を見るのが嫌だったクセに」
●●●が呟きながら、閉じられたアルバムの続きを見ようと開く
「結婚式の写真、棄てろなんて酷い夫よね〜」
そこには、2人が幸せそうに写っている1枚の写真があった
END
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