第2回リクエスト祭 | ナノ

おまけ


「あの時、スモーカーさんが引き留めてくれなかったら、今頃、田舎暮らしでしたよ?」

全力で送り出せば良かったな?

「またまた〜!何だかんだ云って、結局、私達、収まるトコに収まったじゃないですか!」

「・・・激しく後悔してんだよ」

「酷ッ!こんな可愛い奥さん掴まえておいて!?」

「そういうトコに後悔してんだよ!・・・少佐の時、こんなキャラじゃなかったぞ・・・」


スモーカーはブツブツと呟く


「ま、たしぎちゃんが今、相棒になってくれたワケだし?私、結構役立ってますよね?准将?」


首を傾げながら、スモーカーを見つめる●●●


「・・・それは、認めてやる」

「何、その上から目線!」

「うるせぇ」

「ホントは、部下に怪我させて退位にまで追い込んだって落ち込んでたクセに〜」

「テメェ、それどっから」

「おつるさんとガープさんと、クザン大将♪」

「・・・チッ」


激しく舌打ちをすると、●●●が持っていたアルバムを取り上げる


「何するの!?」

「あ?」

「ちょっと返してよ!」

「うるせぇ・・・」


激しくアルバムを閉じると、そのまま自室へ行ってしまうスモーカー


「フフフ、ホントは、その後の写真を見るのが嫌だったクセに」


●●●が呟きながら、閉じられたアルバムの続きを見ようと開く


「結婚式の写真、棄てろなんて酷い夫よね〜」


そこには、2人が幸せそうに写っている1枚の写真があった



END

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