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「島だ!夏島が見えたぞぉーッ!!!」
マストの上から、見張り番が声を上げる
「お?遂に上陸か」
「楽しみだねぃ」
「今回は何日だ?」
「確か、7日だ。ログが溜まるのまで、のんびりしようや」
隊長格が話をしている
「良いなぁ〜俺も行きてぇ・・・」
「エース、残念!」
「じゃんけん運に恵まれなかったな?」
「良いじゃねぇか、後半は出られるんだ」
「そうだけどよぉ・・・」
我が家の末っ子は頬を膨らませ拗ねている
「まぁ、そう拗ねんなよ。お土産、買ってきてやるから」
「●●●」
「可哀想な末っ子エースに、素敵なお土産買ってきてやるッ!」
「ホントか!?なら、肉!あとナノハナピラフと、肉ッ!」
「ハハハ、肉2回云ってんぞ?しょうがねぇな、了解!」
おれは今、凄くジェラシー
何で・・・
何で、あのエースが●●●にお土産を!?
ってか、●●●にワシャワシャされてるとかッ!!
「
あり得ないっつぅーのぉおおおおッ!! 」
おれの雄叫びは、偉大なる航路でこだまする
「
煩い、フランスパンッ!! 」
「●●●さーん・・・?」
そして、あっけなく海に沈められそうになった
夏のサッチカーニバル
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