学パロ | ナノ

学パロ7【エース+マルコ】


「なぁ、アイツ…何やってるんだよぃ?」

「さぁ…?」


目線の先には●●●

片手には携帯ゲーム


「………だぁああッ!!

「「 !? 」」


ゲームと格闘しているのは分かる

だが、何故に絶叫するのだろうか?


「何てこった……」

「落胆してるぞ?」

「浮き沈み激し過ぎるだろぃ」


今度は落ち込んでいる


「●●●、何やってるんだよぃ?」

「パイナポー先輩……」

「毎回云うが、違うぞ?」

「私…」

「どうしたんだよぃ?」

「私…」


今にも泣き出しそうな●●●

不覚にも焦るマルコ


「脳年齢41才なんだって…」

「…は?」



●●●は携帯ゲームで脳トレをしていたらしい


「何だよ、叫んだりしてっから何事かと思っただろ!!」

「うっさい!だったらエースやってみなよッ!!」

「へッ、そんなん簡単だろ?貸せよ…」


●●●からゲームを受け取ると、エースが挑戦する


「パイナポー先輩…私、このまま頭だけ年取ってくのかな?」

「身体も相応に年取るだろぃ…」

「そっか…」

「お前、やっぱ底抜けにバカだな?」

「そんな誉めないで下さいよ〜♪」

「いや、一切誉めてねぇぞ…何てポジティブなんだよ、お前」


エースの診断が終わるのを待っている2人の会話は、決して実のある内容ではない


「よしッ、終わった」

「エースは何歳?」

「ちゃんと問題解けたのかよぃ」

「当たり前だろ?」

「あ、出たよ!」


3人が画面を覗き込む


「……私の半分…」

「……ウソ…俺、まだ17なのに…」

「ドンマイ」


エースの脳年齢は、20歳でした



底抜けにバカな女
底抜けに残念な男



「俺もやる」

「パイナポー先輩も!?」

「結果教えろよ!?」


10分後…


「出たよぃ」

「どれどれ?」

「マルコ、お前まで20歳かよ!?」

「いや、この診断結果、1番良い年齢が20歳だったぞ?」

「「 え?そうなの(かよ)? 」」

「ちゃんと説明見ろよ」


結果、●●●以外は良い結果だったってこと


END

<< >>

[サイトTopへ ]

×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -