学パロ | ナノ

学パロ5【エース+フランキー】


「ぶぇーっくしょいッ!!」

「汚ったねぇッ!!」



●●●は、クシャミをする寸前で隣に居たエースに顔を向けた


「ゴメン、ワザとだ」

「謝るならやるんじゃねぇ…」

「こんな寒空に、外で授業なのがおかしいんだよ」

「………だな」


今日の授業は、ソフトボール

男女混合で行うのも珍しい


「っつーか、●●●、ソフトボール出来んのか?」

「フフフ……破滅的に無理だ

「威張るなよ」


サッカーすら出来ない●●●が、バットを振り回したりグローブを使いこなせるとは思えない


「おーっし、今から授業するぞー」


先生の掛け声で、ソフトボールが開始された


「俺、●●●が一緒のチームってだけで勝てる気がしねぇ…」

「私はやれば出来る子だぞ?試合前から諦めんじゃねぇよ」


エースは、●●●の言葉なんて信じちゃいない


「よし、次のバッター誰だ!?……あぁ?●●●か…代打ぁー」

「待てコラ、委員長ッ!!」

「ナイス判断、委員長ー」

「エースも加担してんじゃねぇよッ!!」


●●●はバッターボックスにすら立たせて貰えないらしい


「うるせぇぞ、お前ら!!●●●、やんのか?やんねぇのか?」

「殺るよ、殺ってやるさッ!!」

「字が間違ってるぞ。いくら代打出されそうになったからって、殺るのはマズイだろ?」

「そんな事ねぇぞ?腐乱奇異先生…」

「俺はどこのヤンキーだ?」


さすがに、生徒が殺人犯になっちゃマズイと感じたフランキー


「じゃ、●●●、さっさとアウトになって来い

「やっぱ委員長殺る」

「落ち着けッ!!」



エースもちょっと焦り始める


「委員長、これ以上●●●を煽るな!死期が早まるぞ!!お前もまだ長生きしたいだろ!?」

「何っつー説得の仕方だよ…ポートガス、とりあえず●●●をバッターボックスに行かせろ」


●●●をバッターボックスに向かわせるエース


「よーし、撃つぞぉおおおおッ!!」


ブンブンとバットを振り回す●●●


「まぁ、頑張れ〜…」


エースは事の結末を予想しているため、あまりその気ではない


ヒュ――――ッ!!


「来たッ!!」


スカッ!!


「ありゃ?」

「ストライク」

「本気の空振り…orz」


仲間が全員項垂れた


「先生、ちょっと…」

「何だよ、ポートガス」


エースが大声で宣言した


やっぱ代打で!!



「何おぅッ!?わたしゃ、まだやれるぞッ!!」

「どうどう…チームの為だ」

「うるせいやいッ!!」

「●●●、次がある。今はポートガスの云う事を聞いておけ…」

「黙れ海パンッ!!」

「……そういや、何で海パンなんだ?先生…」

「俺は年がら年中海パンだぜぇえええいッ!!」


先生がPTAに訴えられないか心配になったエースであった


END

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