学パロ３【エース+スモーカー】

ココは職員室の横にある、喫煙室

いわば、教師達の休憩場所だ

午前の授業も終わり、午後の授業までのひと時をココで過ごす者も少なくはない

英語教師・シャンクス、生活指導・スモーカーもその例に洩れない


「そういや、スモーカー先生は午後、何か予定でもあるんですか？」

「いや？特にはねぇな。……あ、そういやセンゴクの爺さんの頼まれ事が１つあったな…」

「へぇ…」


まったりと茶を啜るシャンクス、面倒臭ぇと窓の外を眺めるスモーカー


「……ッ!?」

「あぁ…茶が旨いなぁ〜」


ガッシャーン!!


「ウオッ!?」

「ブフーッ!!」


喫煙所にサッカーボールがログインしました


「な、何なんだぁッ!?」


シャンクスは茶にむせ込みながら、辺りを見回す


「……またか」


スモーカーは転がるボールを手に、窓際へ立つ


「コラァッ!!ポートガス、テメェ!!」

「やっべ、スモやん!!」

「……エース、ドンマイ」

「いや、コレ、お前がやったし」


グランドで云い合いをしている２人を見て、業を煮やした


ピンポンパンポーン


「●●●、ポートガス、今すぐ職員室に来やがれ。今すぐ。５秒以内だ」


１分程でエースと●●●が喫煙室までやって来た


「「 スモーカー先生、すみませんでした 」」


深々と頭を下げる


「え、エースと●●●じゃねぇか…コレ、お前らかよ…」

「あ、シャンクスだ」

「ホントだ。シャンクスだ」

「教師を呼び捨てにするんじゃねぇ…ってか、俺にも謝れ。そして、茶を返せ」

「「 断る 」」

「何故だ…!?」


シャンクスは悪くない筈だ


「ポートガス、●●●、テメェら、単位も危ういんじゃねぇのか？こうも毎回、学校のモン壊しやがって」


２人を説教している最中も、喫煙室という場所柄なのか堂々と喫煙しているスモーカーを見て、●●●が閃く


「ほら、先生達の身体を思って、こう…バイーンッと割ってみました！換気です!!」

「テメェ…本気で云ってんのか？」

「イエ、スミマセンデシタ…」

「まぁ、スモーカー先生落ち着いて…●●●の魂が抜け掛けてますから」

「チッ…たく、今回だけだぞ？」


フーッとタバコの煙を●●●に吹き掛ける

その姿は、最早、教師ではない


「やった!!」

「ポートガス、テメェはガラス代、きっちり払え」

「……え？それ、●●●が…「テメェが払え」

「ハラワセテイタダキマス…」


喫煙室はおっかない場所・身体に悪い場所だと、肝に銘じた２人であった





「●●●〜…お前が割ったガラス代、何で俺が払わなきゃなんねぇんだよ〜…」

「エースが私に蹴ってよこせって云うからだし、嫌だって云ったのに無理やり誘ったからこうなったワケで、妥当だよ」

「どこがだよ!?」


ＥＮＤ

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