学パロ | ナノ

学パロ24【エース+マルコ+サッチ】


「・・・ん・・・」


寝返りを打つと、そこには見慣れた顔があった


「・・・●●●・・・?」

「・・・すぅ・・・すぅ・・・」


●●●はかなりの爆睡状態だ


「(あ、そういや、合宿してたんだったな・・・)」


まだ覚醒しきれていない頭で考え、辺りを見回すと近くにはマルコとサッチが転がっていた


「(・・・ってか、今更だが野郎と雑魚寝なんて、よくしたな?この女は・・・)」


マルコもサッチも、●●●を全く女として見ていない

だから、万が一・・・いや億が一にも間違いが起きないと信じている


「・・・何だ、エース起きてたのかよい」

「いや、今起きた」


ふぁっと大きな欠伸をしながら目覚めたマルコは、そのまま足でサッチを突っつきながら起こしている


「・・・何だよ?」

「寝起き悪ッ」

「いつもだよい」


サッチは寝起きがあまり良くないのか、若干不機嫌だ


「・・・お前、リーゼントないと幼いな?

ぶっ殺すぞ、テメェ


朝から云い合いを始めるサッチとマルコ

そこにムクリと起き上がった●●●


どっちもうるせぇよ、バーカ!


暴言を吐いて、また寝てしまった


「・・・何、この子」

「恐ろしい女だよい」

「云うの忘れてた・・・●●●、寝起き最悪だから」

「「 早く云えよ(い) 」」


確かに煩かったのは認めるが、仮にも先輩だ

バカは無いだろ?バカは・・・


「んじゃ、起こすか・・・」


エースがヨイショっと云いながら立ち上がる


「何すんだ?」

「何って、●●●を起こすんだぞ?」

「いや、起こすってその体勢おかしいだろい?」

「そうか?」


エースは●●●の上に乗っかっている


「おい、●●●起きろ!起きろーッ!!


馬乗りになって、ただ叫んで起こすエース


「「 (何かがおかしい(よい)・・・) 」」


マルコもサッチも、何かおかしいと感じながらもその光景をただ見ていた


「う・・・ん・・・エー・・・ス?」


重みで漸く起きたのか、目を細めながら目覚める●●●


「漸く起きたか!おはよ」

「・・・おはよ」


不機嫌そうな●●●だが、先ほどの悪態はない





「お前らのそのストイックなまでの関係性が凄いよい・・・」

「普通、男女であの体勢って云ったら間違いが起きない筈ないのに・・・」

「「 間違いなんて起きる筈ないよ(ねぇよ) 」」


あくまで、幼馴染だから出来る起こし方って事です・・・


END

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