学パロ23【エース+マルコ+サッチ】
「
夏休みだな。よし、合宿しよう! 」
突然の●●●の発言に、その場に居た者全てが固まった
「●●●?お前、何云ってんだ?」
「何で合宿なんだよい?」
「ってか、何の合宿なの?」
エース達は口々に云う
「え?夏休みは合宿するもんだよ?」
「「「いやいやいやいや・・・」」」
●●●の中では、夏休み=合宿という定義が出来ているようだ
「でも、どこで合宿しようかなぁ?」
「・・・・・・って、ジトーッとした目で俺を見ないでくれるかい?」
サッチは苦笑いをしている
「お前ん家、親良いのかよ?」
「あ?平気だぞ?今、居ねぇし」
サッチがケロッとして云う
「
お前、遂に親に棄てられたか!! 」
「
サッチ先輩、親不孝者ぉおおおッ! 」
「
泣くなサッチ、俺達は味方だぞ!! 」
マルコ、●●●、エースは憐れみの目で見ている
「いや、棄てられてねぇし・・・ってか、親不孝した覚えもねぇよ?」
サッチが戸惑っている
「でも、サッチ先輩んトコ泊まっても良いの?」
「良いぞ?」
「じゃ、今度の土日で良いか?」
「あぁ」
「んじゃまぁ、合宿って事で決まりだな」
「そだな?」
何をするかも決めていないが、とりあえず日程だけは決まった
夏だ!休みだ!合宿だ!
「サッチ、お前ん家の母さんはどこに行ったんだ?家出か?」
「バカ云うなよ。お袋は親父んトコだよ」
「サッチ先輩のお父さん、どっか行ったんですか?」
「コイツん家、親父が単身赴任中なんだよ。って事は、遂にお袋さん行ったのか?」
「あぁ。単身赴任反対派だったからな、お袋。それに、親父ん事が大好き過ぎるからなぁ・・・」
「確かに。ラブラブ過ぎて、こっちが恥ずかしいくらいだったよい」
「いや、人の親を見て恥ずかしいとか云わないでくれますか!?」
END
<< >>