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学パロ20【エース+マルコ+サッチ】


「エース」

「ん?」

「アレは何だよい」

「あぁ・・・アレね?気にすんなよ」

「いや、無理だろ・・・あんな真っ暗いヤツ


屋上でいつものように昼飯を食おうとした矢先の話だ


「ねぇ、●●●?どうしたの?」

「サッチ先輩・・・私の事はほっといて・・・」

「えぇええ・・・!?」


サッチが首を傾げながら、アイツは重傷だと云っていた


「気にすんなって、いつもの事だろ?」

「そりゃそうだけどよ?」

「あの、底抜けにアホな●●●があんなに真っ暗になるなんて、ちょっとおかしいだろ?」

「マルコ、それ云い過ぎ・・・」


原因は何だ?とエースに問い掛けると、何やら口篭る


「誰にも云うなよ?」

「あぁ」

「分かった」


エースが手招きをするため、顔を近付けた


「アイツ・・・ちょっと太ったらしい」

「・・・は?」

「●●●、乙女だね」


どうやら、●●●も女子の端くれみたいだ


「何か、体重計を買ったら体組計ってヤツ?だったらしくて、体脂肪率とか筋肉量とかが出るヤツだったんだってさ」

「現実を見たって事か・・・」

「心が強い時にしか乗れないよね、アレってさ。分かるよ・・・」


●●●は、耐え難い現実を突き付けられたそうだ


「・・・●●●、何か叫んでるぞ?」

「あぁ?」

「オイ、●●●、叫んでんじゃねぇよ!」


遠くに居る●●●を気に掛ける


私、ダイエットする!!


高らかに宣言する●●●


「「「 お前には無理だ(よい) 」」」


3人はきっぱりと断言する


イエット



「何だとぉ!?」

「今までダイエット出来た試しがあるかよ?」

「ない!!」

「●●●、お前にゃ無理だよい」

「何をぉお?」

「俺は、今のままで充分可愛いと思うけどね?」

「サッチ先輩・・・」

「「 ●●●を甘やかすな(よい) 」」


END

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