叶ヤ髪商事 | ナノ

第36話


「ルウ」

「何だ?」

「お前って●■会場のヤツ出るのか?」

「あぁ。ヤソップは?」

「おれか?□□会場なんだ。頭もだろ?」

「そうだったか?」


ランチョンセミナーを済ませた3人は、会場を後にし各々が受ける研修会場を目指す


「おれ、この歩道橋行かねぇから、ここで別れるな?じゃあな?」

「おう!気を付けろよ?」

「頭たちもな!」


ルウは元気に自分の研修会場へ向かう


「おい、こっちみてぇだぞ?・・・って、ヤソップ?」

「頭、すまねぇ。先行ってくれ」

「どうした?」


少し動揺しているかのように見えるヤソップ


「具合でも悪ぃのか!?」

「いや。違ぇんだ」

「じゃあ、どうしたんだ!?」

「いや、その・・・靴の底が取れた

「何で!?」


全くもって不思議だ


「いや、多分もう年季入ってたからだろ・・・靴屋探してから行くわ」

「お、おう・・・気を付けろよ?」


ヤソップはとりあえず、近くに紳士用の靴を売っている店はないかとスマホで検索を始めた


みんなで出張



「靴、大丈夫だったか?」

「A●Cマートに行くとは思わなかったぜ・・・」

「買ったのか?」

「あぁ。7,000円だ。夏物処分でな」

「良かったな!」

「そうでもねぇ・・・コレ、28センチなんだよ。おれ、26〜27センチだからよぉ」


因みに、手持ちで買える靴はヤソップが購入した靴の他に、24センチの7,000円しかなかったそうだ


つづく

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