叶ヤ髪商事 | ナノ

第24話


困ったわぁ〜!


突然聞こえた■■■の声

デスクが離れているため、何に困っているかは分からない


「どうしたんだ?」


ベンが■■■に話し掛ける


お気に入りのドレスが汚れちゃったの!

「・・・・・・それは困ったな?」


ドレス!?

いや、■■■はどうみても普段から着ている普通の洋服だぞ?


これじゃ、パーティーに行けないわ!

「・・・・・今日、パーティーなのか?」


ってか、■■■がパーティー!?

合コンとかじゃなくて!?

ってか、ベン、もっと驚こうよ!!


「そうなのよ〜」

「そんな時はコレだ」


ベンがデスクから何かを取り出した


「何コレ?」

シミクリーンだ

「Wow!!さすがベンだわ〜♪」

「コレで綺麗になってパーティーに行けるだろ?」

「そうね、ありがとう。ベン」


え?アイツら、いつからそんな関係に!?

ってか、綺麗になってとか、ベンがそんなクサいセリフをぉおおお!?


・・・満足か?

「ハイ、満足しました」

「もうやらん」

「充分です」


え、なに?今の会話


「あのさ、お前達・・・何?コレ」

「「 通販ごっこ 」」

「・・・は?」


どうやら、2人が共通で観ていた通販番組の真似らしい


深夜の販番組



「で、何で相手がベンなんだよ?」

「だって、あの司会者、ベンとメアリーなんですモン」

「・・・もうやらんぞ」

「ってか、最初の会話からずっとコレ、通販ごっこだったの?」

「そうですよ?私がパーティーなんかに行くわけないじゃないですか!」

「デスヨネー」

「■■■、さっさと仕事しろ。頭もだ」

「「 ハイハイ、やりますよ 」」


END


*****
この通販ごっこ、絶対にベンさんでやりたいと思ってたんで書いちゃいました(笑)

ベンさんがこういう遊びに付き合ってくれるような明るい人なら、私は何でもしますwww


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