叶ヤ髪商事 | ナノ

第19話


「あ、ベンさん」

「何だ、■■■」


近くを通ったベンに綺麗な小箱を渡す

かなり早いですけど、と■■■は見上げる


「・・・コレは何だ?」

「開けてからのお楽しみです♪」

結婚指輪とかか?間に合ってるぞ

「何でベンさんにあげなきゃならんのですか!?」


間に合ってるってどういう事なの!?と憤慨している


「どうしたんだ?1人でプリプリして」

「聞いて下さい、ヤソップさん!!」

「何をだ?恋愛相談か?」

今はありませんから

「ねぇのかよ?」

「はい」


そう云いながら、ヤソップにベンに渡した物と色違いの小箱を渡す


「ヤソップ、これ、どう思う?」

「どうって・・・結婚指輪か?

「だろ?」

「だから、違いますから!!」


開けて見て下さいよ!と、■■■は更にプリプリしている


「ルウさんは分かってくれたのに〜・・・」

「「 ・・・分かったのか? 」」


疑問しか残らない2人


「おはよ〜っス!」

「あ、社長。おはようございます。そして、どうぞ」

「ん?何だ?」


■■■から、小箱を受け取る


「何だコレ?」

「問題です」

「いきなり何!?」

「2月と云えば?」


■■■が満面の笑み


「2月・・・バレンタイン!!

ブッブー!!


■■■が真顔になる


「じゃあ、節分か?」


ベンが後ろから呟く


「両方です」

「両方かよ!?」

「えぇ」


嬉々として■■■は叫んだ


鬼は外、義理チョコだ!コノヤロー!

「「「 えぇ・・・?(-_-;) 」」」


3人は衝撃を隠せずにいる


何でこうなった?



「社長のは、特別仕様です」

「え?マジ!?」

「ピーナッツ入りのチョコです」

「・・・旨そうだが、普通だな?」

「節分の豆、バレンタインのチョコをまとめてみました!」


■■■は自慢げだ


「あ、ありがとう。ホワイトデー楽しみにしてて・・・?」


シャンクスは何をあげれば良いか悩んでいるそうだ


END

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