退屈








今日もまた退屈な日だった



いつものように授業に出て、いつものようにグリフィンドールの奴らに嫌がらせ




同じような毎日だ






「つまらないな…」







「何がつまらないの?」






パーキンソンがいつもと同じ猫撫で声で言った












そんなの決まってる













「なにもかも、だ」







なんだか談話室にいるのが嫌になって僕はソファーから腰をあげた











「どこ行くの?」






また、パーキンソンだ





しつこい女だ





まぁ、僕には目もくれずに菓子を貪り食っているクラッブとゴイルに比べたらましか






「ちょっと散歩だ」









パーキンソンはまた何か言っていたけど


構わず僕はスリザリン寮を出た













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