反則
「今日のカレーはなんだろなー!」
なんて、アホみたいに歌ってるばか太子をみた。
「太子ー!」
「おぉ、なまえ!私は元気だぞ!」
「…聞いてませんよ」
相変わらずよくわかんないなー、この人は。
そこがいいんだけどね、うん。
「あっ、なまえはなに味のカレーが好きなんだ?」
「え、」
なに味のカレー…?
カレーの種類ってことか?
相変わらずばかだな太子は。
「えーっと、シーフード…が好きですかね」
「奇遇だな!私もシーフードが好きなんだ」
そうですか。
ていうか種類であってた!
「だから、今日の夜どうだ?」
「…はい?」
「だーかーらー、夕飯を一緒に食べないか?
今日、うちはシーフードカレーなんだ」
な、うちってことは太子の家行くの!
あ…馬鹿!私、今日に限って下着上下違うよ!!
って、なにへんなこと考えて…
とりあえず返事しなきゃ!
「い、いいですよ!是非ともご一緒させて頂きます」
「そうか!やったー!楽しみだなーなまえとの夕飯」
…っ、
なにその笑顔!
もう、反則だよ太子
(ん?顔が赤いぞ)
(き、気のせいです!)
おわり
太子すきだよ太子
むずかしいな…失敗。
20120310
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