運動するD


さすが斉藤ゲームおたくのサッカー部。足は速い。先に借り物の指示を持って行ってしまった。あ、ちなみにサッカー部の部員は2人です。

借り物の支持が書いてある紙が並べてある所へ行き着き一枚拾う。

『さて、二人目の支持はどうでしょう!はい出ました!未婚の先生へのプレゼントです!もてない教師どもに朗報です!"美人"です!!おや、すぐに走り出したあきさん。もう見つけたんでしょうか!!』



この世の美しさをすべて集めたかのように整った容姿、艶やかな藍色のふわふわの髪、白い肌、神と同じ藍色の瞳、もうすべてがかわいい言動行動!
美しい人なんて、私はあの人しか知らない!!

「斉藤さん!!!!!!」
「あき……?どうしたんだ、今日は運動会だろう。」
「うん!一緒に来て!」

小学生にアイスを渡していた斉藤さんはTシャツにジャージにエプロンをつけている。ラフな格好でも美しさは止まない。

「鼻血が出ているが、暑いのか?アイスでも……」
「そんな暇はないのだよ!さあ走るぞ!」
「え、え?」

戸惑っている斉藤さんのせいで私は貧血寸前だよ!!




『おっと、最初に戻ってきたのは二番目に指示を受けたあきさんです!走っています!連れているのは最近商店でバイトしているらしい斎藤さんです!!私もうわさに聞いてはいますが美人なんでしょうか!というか男の人です。残念でした。もてない教師ども!!おや、あきさんなにか叫んでいますね。』

「残念な教師どもに斉藤さんはやらん!!」

『と言っているようですが、』

『死ね!!』

『さて採点者は……合格です!おや、採点者さん顔が赤いですね。だめですよ。そっちの世界に手を出しちゃ。あーっと!!あきさん斉藤さんに気がありそうな採点者さんをぶん殴りました!!何か言っていますね。』

「斎藤さんは誰にもやらん!」

『独占宣言です!今度の発言には斉藤さんが真っ赤になってますね!!(笑)』


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20111215





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