白い王冠。裸の王様。
R18
連載番外篇白ひげ未来話でマルコif話その3。「予兆。覚醒。進行。」の続きでマルコ視点。
まさかのR18、オナニーネタ注意_(:3」∠)_
吸い付きそうな柔い肌に溺れる。
「あ、」
×××の唇から漏れる甘い吐息と嬌声は俺が出させたもの。
「マルコ、」
俺の名前もそこから零れる。
もっと、もっと俺の名前を呼べ。
彼女の敏感な部分を集中的に嬲る。
「や、マ、ルコ、だめ、まるこ、」
舌で縦に、横に、と蹂躙しながら甘噛みをすると×××が息を飲んで身体が仰け反った。
「っ!!、は、やだ、もうマルコ、や、」
やめて、と言われてこんな処で止める男は誰もいねえ、と思いながら強めに吸った。
「あぁっ!!」
びくびくと×××が痙攣して、咥内のそれも激しく反応した。
彼女のそこはぐちゃぐちゃに濡れて、達した事により更に後から後からしとどに濡れて。
「イクのがいやなのかよい?」
指を太腿に這わしながら、足の付け根近く内腿に痕が残るように強めにキスをする。
×××は蕩ける目をして息を整えながら俺を見つめ。
「…一緒にイキたかったのに。」
拗ね気味な表情でそんな事を言った。
参った、
股間に一気に血が巡った。
下着で押さえ付けられたペニスがはち切れんばかりで痛え。
「何度でもイけばいいよい。」
唇を重ねながら彼女の頭をそっと撫でると、×××が俺にしがみ付いてきた。
舌で戯れあった後に彼女が微笑んで。
「次はマルコだね。…早く、」
そんなに俺が欲しいのかと思うと、今すぐにでも突きたくなるが
「焦んなくても今挿れるから。」
そう言って下着からペニスを取り出して、ワザと周辺を先端でなぞった。
彼女の筋に合わせてゆっくりと。
達ったばかりで敏感になってる身体を焦らすように。
「ん…っ!」
×××が喘ぎ。
既に己自身も先端から液がダダ漏れてお互いの体液が混ざり合い、ペニスの先端が滑るように彼女を撫でた。
焦らすつもりがこりゃたまんねえ、
待ち焦がれるように熱い彼女の中に先端だけ挿れる。
「はぁ、…っ、マルコ、…?」
括れ部分しか侵入せずに動きを止めると、不思議そうな顔をして俺を見上げる。
「欲しいか?」
「、もうっ! 意地悪…!」
×××が拗ねたような表情をしたと思ったら、足を俺の腰に絡めて挟んできた。
「逃がさないもんね。」
そう微笑みながら噛み付くようにキスをしてきた。
同時に深く密着させようと腰を使ってきて。
やるじゃねえか。
じゃあ遠慮なく、
一気にペニスを奥深く埋め込んだ。
「あ、あ!」
突然貫かれた事で×××が口を離して声をあげる。
「まだ全部入ってねえよい。」
更に沈めようと俺の腰を挟んでた彼女の足を掴んで、大きく開脚させた。
×××の肉壁がぬめり扱くように俺自身に纏わりつく。
「っ!! はぁ、ああ、や、マルコ、ゃ、」
「何が”や”なんだよい。こんなに締めて俺を離さねえのに。」
余りの気持ちよさに気を抜けば簡単に達してしまいそうだ。
ヤベえ。
俺の方が翻弄されてる。
「だ、って、や、い…ぃ、っん、…!」
×××が苦しげに答えるのを聞きながら、一旦ペニスをカリ以外は外に出して。
パン、と音がなる位に勢いよく挿入した。
「はぁ…っ!!」
それを何度も繰返す。
パン、パン、と打つ音と共にぐちゅぐちゅと水音が響き、×××が悶えるのを目で堪能し。
深く挿した時に動きを止めて彼女の膝裏を肩に乗せてキスをした。
きゅう、と俺を締めながら俺の舌を貪る×××。
暫くその体勢のままでお互いを味わい――
「熱いね、マルコ。融けそう。」
「俺もだよい。」
微笑み合いながらまた激しく貪り始めた。
―――――畜生、この年でありえねえよい。
×××とのセックスの夢見てフル勃起なんて餓鬼か。
夢精までは免れたが、ギリセーフみたいなもんだ。
なんだこの先走りは。
下着が濡れるなんてありえねえ、マジありえねえよい。
くそっ! 最悪だ、いい年にもなって!
己にムカつきながらも、一向に静まらない股間をどうにかするしかない。
マジか…
溜息を吐いて下着に手を突っ込み。
強弱を付けながら上下に手指を動かし、溢れ出てる自身の汁を潤滑油代わりに塗り込み先端に力を込める。
至極慣れた自分自身の取り扱いに、腐りながらも勃起した原因の生々しい夢を思い返すと溜まっていたのか、あっと言う間に射精し。
最低だ。
最低最悪すぎねえか。
夢見ただけで勃起して濡れてあっと言う間にイクなんて、己の身体ながらムカついてしょうがねえ。
精通したばかりの餓鬼かよ。
履いてた下着に吐精したから、そのまま下着で全部拭きゴミ箱に投げ捨てて。
畜生、まだもやもやしてやがる。
抜いても鬱蒼とした気分のままだから、シャワーを軽く浴びて寝直す事にした。
そうして寝直すつもりだったのだが、身体の火照りはシャワーで消しても肝心の頭の中が火照ったままで。
しょーがねえ、と酒を煽る事にした。
生憎気付け薬代わりの強めの酒しか部屋に置いておらず、酒には強いもののこんなもんしかねえのか、と悪たれる。
かと言って態々酒を取りに部屋を出るのも億劫だ。
諦めてそれを口にした。
夢の中の×××はやけに×××らしく、リアルそのものだった。
イゾウに嵌められて×××につい手を出してしまった時の反応をベースに、妄想逞しく夢見たんだろう。
×××だったらこういう反応するだろう、反応して欲しい、と言う願望が溢れ出した普通の男女のセックスだった。
――あの時、手を出さすにはいられなかった。
自制なんてきくか。
好きな女に舐めろと言わんばかりに目の前に股間を差し出されて、何もしない野郎が居るならそいつはインポだ。
×××は怒っていたけど、舐めてる時は嫌がっても怒ってもなかった。
嫌われてないのは普段の態度からも解っていたが、あの状況で大丈夫なら押せばいけるか?
サッチの手前何もない振りをしたがきっと明日顔を合わせても、×××も平然と気にしてない顔をしそうだ。
それか2人きりになったら、どういうつもりだったかツッコんでくるか?
どうする。
やっぱ告るか?
エースがしゃしゃり出て面倒臭い事になるだろうが、惚れた女の立場からして大人しく諦めない限りそうなるのは解っていた。
仲間の女に手を出すのは絶対有り得ねえ、と思ってたが今×××はエースの女のようで女じゃねえ。
サッチやイゾウにまで余計な詮索されるのもウンザリだ。
賽は投げられたし、もう我慢する事ねえか。
我慢なんて海賊らしくねえよなあ。
欲しいモノで仲間の手付かずなら奪って当然だ。
いいねえ。
そうして一頻り悩んで結論が出た俺は、飲み干した瓶を放りやっとベッドに落ち着いたのだった。
が。
どうしてこうなる…。
次に目覚めたのは最悪の状況だった。
長くなったのと視点を主人公視点に変えたいので、前半ここまで
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