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*複数苦手な方は注意してください





部活が終わって、部室にはまだ俺と謙也さんと千歳先輩が残っとった。
今日は観たいテレビもあるし、はよ帰らなあかんな。
そう思ってユニフォーム脱ぐと、白石部長は俺の方に寄ってきて、

「トリック・オア・トリート!」

「……は?」

て言うて、制服に着替えとる俺に手を差し出した。
なんや聞き覚えのあるフレーズやけど、なんやったっけ。
あんま自分に関係ないことて忘れてまうからなあ。

「あ、今日ハロウィンか」

隣で制服に着替えとる謙也さんが口を挟んだ。

「せや、今日はハロウィンパーティーするで」

白石部長はにっこり笑いながら言うた。
ああ、ハロウィン。
そういえば今日は10月31日やんな。
ちゅーか、ハロウィンて日本じゃあんま有名やないやん。
マイナーな行事やから、何するかよおわからんし。
パーティーしたいんやったらクリスマスとかにしたらええのに、なんでわざわざハロウィン選んだんや。
無駄多いで、なーんて。

「ハロウィンて、なんばすっと?よおわからんばい」

「なんや千歳、ハロウィンも知らへんのかい」

「行事はいまいち疎か…」

「ほな、説明したるわ」

千歳先輩、それは俺も同じや。
白石部長はハロウィンについて長々と説明し始めた。
その講釈は、どこでググって覚えたんてくらい長すぎて聞き取れんかった。
よおするにまとめると、ハロウィンは日本でいうところのお盆なんやな。
ちゅーか、それしか聞き取れんかった。

「ちなみに、トリック・オア・トリートっちゅーのは、お菓子をくれなきゃイタズラしちゃうぞって意味や」

「へーそうなんすか」

「ちゅーわけで、トリック・オア・トリートや!」

白石部長は、今度は謙也さんに向かって言うた。
謙也さんは「しゃあないなぁ」てアメちゃん1個あげとった。
千歳先輩も、持ってきとったかりん糖あげとった。
お菓子て、今日持ってきとった白玉ぜんざいは当然昼に食べてまったし、スナック菓子とかのど渇くから持ってきてないし。

「白石からはなんかお菓子あらへんの?」

「言うたらあげるで」

「トリック・オア・トリート」

「わあ、イタズラせんといてー」

て、白石部長はノリノリでクッキーを謙也さんと千歳先輩にあげた。
みんなちゃっかり持ってきてたんやな。
どないしよ、俺なんもないし。

「財前はお菓子ないん?」

「ないっすわ」

「光ー、イタズラされてまうでー」

「は、イタズラてなんやねん」

そんな、子供やないんやから。
大体ハロウィンて仮装しながら家回るんやろ。
俺ら、仮装してへんやん、ユニフォームやん。
しかも家ちゃうし部室やし。
こんなツッコミどころ満載で何がハロウィンやねん。
て、白石部長の講釈を何気覚えとる自分が嫌や。

「ふーん、財前はイタズラされてもええんやな?」

「はあ?やからイタズラて何す…」

そう言いかけて、白石部長はいきなり俺を床に突き飛ばした。

「いった!」

「お菓子をくれん子にはお仕置きやな」

「な…っ」

白石部長は俺を組み敷くと、手首を包帯でぐるぐる巻きにした。
それを頭の上にもってって押さえつけた。
キツく結ばれたせいでほどけへん。

「ちょ、これ離して下さい!」

「なぁ謙也、千歳、今からどうせ暇やろ?一緒にイタズラせえへん?」

「お、ええなぁ」

「面白そうばい」

白石部長のアホらしい誘いに、謙也さんたちはノリノリやった。
なんでのるんや、こんなんおもろないで。
暴れようと手足バタつかせたら、謙也さんに手首掴まれて、千歳先輩に足掴まれた。

「いやっ、や、離してください!」

千歳先輩の力はだいぶ強くて、暴れても足が痛いだけで、体力はどんどん奪われていく。
いやや、恐い。
なんで、みんな俺のことをそんな目で見るん。

「さあて、まずはどこイタズラしよかな…」

「あ、白石。こんなとこにお菓子あるやん」

謙也さんは俺のユニフォーム捲って、乳首を指差して言うた。
もう嫌な予感しかせえへん。

「ほんまや。謙也食べてええで」

「っしゃ、いただきまっす」

「や、やだ!やめ…っひ」

やっぱり嫌な予感は適中して、謙也さんは乳首を舐めてきた。
うわ、気持ち悪い。
ぬめぬめしとってなんか背筋がぞくぞくする。

「光のアメちゃん美味しいなあ」

「き、もちわる…っ」

「えー?とか言うてアメちゃんコリコリになってきたけど」

「う、あ…やあ…」

今度は、舌先でちろちろ舐められた。
ほんま気持ち悪い。
さぶいぼ立つて。
あ、せやから乳首たったんや。
きっとそうや、鳥肌のせいや。

「さて、俺は財前の棒アイス舐めよかな」

白石部長は俺のズボンを下着ごとずり下ろして、ちんこ取り出した。
何する気や。
つか、棒アイスてお菓子に入るんて突っ込もうとしたけど、俺のちんこからちょっと先走り出とるの見てびっくりしてそれどころやなかった。
しかも半勃ちやし。

「この棒アイスは中にミルク入っとるんやなあ」

「ちょ、なに…あ…っ」

尿道口から舌が浸入してきた。
痛くてしゃあないのに、ちんこは段々固くなってった。
なんで俺興奮しとるん。
こんなん、痛いばっかやん。
俺マゾとちゃうし。
やのに、乳首の刺激も混じってか、ちんこはびくびく反応していつのまにか完全に勃ってしもた。

「財前はえっちやなあ」

「ひあ、あ、ああ…っ」

「そないにやらしい声出して、恥ずかしくないん?」

そんなやらしい声出とるんやろか。
もうなんか、痛いのと背筋がぞくぞくするのと腰がふわふわするのがごちゃごちゃんなって、頭ん中おかしいんや。
わけわからんくらい、気持ちええ。
て、気持ちええとか何流されとんねん。
あかんて、こんなん気持ち悪いやんか。

「白石、俺も光くん食べたか」

「せやなあ…なあ、財前もお菓子ほしい?」

「おか、し…?」

俺はこくりと頷いた。
白石部長の悪い笑みを見たら頷いたらあかんてわかっとるのに、なんで頷いたんやろ。

「じゃあ財前、トリック・オア・トリートて言うて」

「と、とりっくおあ、とりーと…」

「やって、千歳。財前に棒アイスあげたって」

「ああ、そゆこと…了解ばい」

千歳先輩は俺の頭の側で膝立ちになると、いきなりちんこ取り出した。
うわ、でかいし。
しかもすでに勃起しとる。
それを口元に擦りつけられて、なんやて焦った。
咥えろてことかいな。
千歳先輩は俺を食べたいて言うたのに、これじゃ逆やろ。

「光くん、食べて」

「ん…ふぐ…う…」

無理やり口の中にねじ込まれて、汗臭い味が広がる。
先走りも出とって、やらしい味がする。
おっきすぎて先っぽしか咥えられへんけど、俺は頑張って吸い付いた。
千歳先輩がここにおるっちゅーことは足はもう自由なんやから白石部長蹴飛ばしたらええのに、今度は力が抜けて動かせんくなっとった。
ちゃう、抵抗する気がないんや。

「んぅう…ん、んん!」

「白石ー俺も財前の棒アイス食べたいんやけど」

「ええよ、ほな俺は入れる準備しよかな」

今度は謙也さんが俺のちんこを咥えた。
白石部長と違って荒っぽいけど、上下に激しく出し入れされた。
めっちや気持ちええ。
どないしよ、俺えっちな気分になってきてしもた。
でもしゃあない、敏感なとここんなされたら、相手が男やって気持ちよおなるて。

「財前、足広げてや」

「う、ふぅ…う…」

言われたとおりに足を広げる。
これ尻の穴丸見えで恥ずかしいなあて思っとったら、尻の穴に違和感を感じた。
くにくにて、なんかが入ってくるような感じがする。

「うぅ…っ!?んんーっ!」

「そんな騒ぐことやないて、指入れとるだけやん」

「ふぐぅ…んっうぅう…!」

「こら、後でもっとデカイの入れるんやから、これくらい我慢しい」

指だけですごい圧迫感やのに、もっとデカイもんて無理やろ。
せやけど、指はどんどん増やされて中でバラバラに動く。
その行為は、明らかに尻の穴を解して慣らすためにやっとるてわかる。
結構苦しいし、痛い。
それでも段々気持ちよおなるあたり、俺変態やんなて思った。

「そろそろ入れよかな」

「白石、後で俺らにも食わせてくれるんやろな」

「財前の体力次第やな」

「う、ぐ、んぅ…ッ」

謙也さんは、いきなり俺のちんこに歯を立てた。
痛くてびっくりしたけど、謙也さんは俺を睨むようにして言うた。

「気絶したら許さへんからな」

それはいつものヘタレな謙也さんと違って、めっちゃ恐かった。

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