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Lesson 2





部活が終わるたび、俺はどきどきする。
やって、この間部活が終わった後にあんなやらしいことされてしもたんやで。
またえっちなこと教えてもらえるんやろかって、嬉しかったり緊張したり、ほんま俺は何期待しとんねんっちゅーはなしや。
せやけど、あれから白石部長とは何もしとらん。
廊下で会ってもいつもどおり挨拶して、部活でもいつもどおり指示きいとるだけやった。
まして、誰かから「性欲処理さして」なんて言われとらん。
自分から言わな、部長は訓練してくれへんのやろか。
そんなん自分から言うのなんて恥ずかしすぎるやん。
そう思っとったら、俺の方見ながら白石部長が近づいてきた。

「財前、今日も部長の引き継ぎやるから残ってな」

「あ、は、はい…!」

き、きた。
これはもう、絶対この間の続きや。
何させられるんやろ。
白石部長の、咥えさせられるんやろか。
それとも、俺が動いて白石部長のこと気持ちよおさせるんやろか。
できるやろか、俺わからへん。
白石部長はオサム先生んとこ行ってしもていないのに、俺は白石部長が出ていったドアの方をぼーっと見ていた。

「なんや、顔赤いで財前」

「へ?あ、うわ」

謙也さんに言われて余計に顔が熱くなった。
恥ずかしくて、俺はユニフォーム脱ぐフリして顔を隠した。
て、そんなことしとる暇なんてあらへん。
はよ着替えな、相手してもらえへん。
俺はさっさと制服に着替えて、みんなが帰るのを待った。
着替え終わってちょっと経った頃、白石部長は戻ってきた。

「部長、今日は何やるんすか」

まだ部員が何人かいるのに、俺は白石部長に聞いた。
白石部長は、持ってきた数冊のノートのうち一冊を俺に渡すと、「部誌の書き方や」て言った。
部誌て、この間の続きはどしたん。
てっきり「まだ人がおるやろ」て怒られるの期待しとったのに。

「これが今日の練習メニューで、そこにどないなことしたか書いて、予定通りにできたかとか書く」

「はい」

まだ謙也さんがおるからやろか、白石部長は全くその気配を見せへん。
俺らは今から部長の引き継ぎでえっちぃことするんやから、はよ出てってくれんかな。

「で、明日やることはこっちに書いて…」

「白石、財前ー、お先ー」

「ああ、お疲れさん」

「お疲れさまでした」

よっしゃ、出てった。
これで白石部長と2人っきりや。

「練習メニューは過去の見ながら自分で組んでな。まあ最初は俺がチェックしたるから」

「はい、ありがとうございます」

「ほな次な。これがコートとるときの申請書や。これの書き方やけど…」

あれ?
なんで誰もおらんのにやらしいことしてくれへんのやろ。
今日はもしかしてそういう日とちゃうんか?

「なんか質問は?」

「な、いです…」

「ん、またわからんことあったら聞いてくれたらええわ。ほな帰ろか」

「え!?」

反射的に口からでてしまった声を慌てて隠した。
白石部長はきょとんて目をぱちぱちしとる。

「なんか質問あったか?」

「や、あの…えと…」

珍しいもんを見るように、白石部長が俺の顔を覗き込む。
勘のいい白石部長のことやから、俺が期待しとるって気づいとるやろ。
気づいとるはずやのに、白石部長は「どしたん?」て聞くばっかやった。

「言わなわからへんで」

そんなこと言うて、絶対わかっとるやろ。
はよ性欲処理の仕方の続き教えて欲しいなんて、言われへん。
せやけど、はよ教えて欲しいんや。
もうちんこびんびんなっとるし、むしろこれに気づいてくれんかな。
今、俺がえっちぃ気分になっとるて気づいてくれたら、またやらしいことしてくれると思うし。
ちゅーか俺、いつのまにこないにやらしくなってしもたんや。

「どないしたん?」

これ、ほんまに気づいてへんのやろか。
それとも気づいとらんフリなんか。
どっちにしろ、言わなこの苦痛から解放されんのや。

「このあいだ、の…つづ、き…」

「この間?」

「せーよくしょりの…しかたは、おしえてくれへんのですか…」

恥ずかしくて死にたい。
なんや俺、淫乱みたいや。
白石部長は、くすりて軽く笑って俺の股間を撫でた。

「なんやここ、こないに固くして」

「すみませ…」

「前のがそないによかったん?またしてほしいん?」

「は、はい…っ」

「財前はえっちやなぁ」

やっぱり、淫乱やと思われとる。
それでも下半身の熱はどんどん上がって、はち切れそうになるくらい勃起しとる。
こんなんじゃ、淫乱と思われてもしゃあないわな。

「ほな、今日はフェラについて教えるで」

「フェラて、俺が舐めるんすか?」

「せや」

俺にそないなことできるんやろか。
フェラとか、白石部長の咥えて動かしてってやるヤツやろ。
うわ、想像したらめっちゃ興奮してきた。
やってみたい。
俺が白石部長を気持ちよくさせて精液出させたい。

「ほな、まずは手本見せたるからな」

「わ…っ!」

いきなり押し倒されて、床に背中ぶつけた。
相変わらず素早い手つきで、痛がってる間にズボンを下着ごと下ろされる。
俺のちんこは、さっきよりも勃起しながらぷるぷる震えとって、どれだけやらしいかがばれてしもたて焦った。
恥ずかしい。
恥ずかしいはずやのに、この続きを期待して足を広げてまう自分がいる。

「まずここな、先っちょは焦らすように舐めるんやで」

「ん、や、あ…っ」

「こら、前回の復習もせなあかんやろ」

久しぶりすぎて、やらしい喘ぎ声の出し方なんか忘れてしもた。
せやけど、忘れたなんて言い訳が通るはずない。
俺は必死に思い出して、声を上げた。

「あ、あん、気持ちええです…!あっ、ひあ…あん!」

「ええ声や…ほな続けるで」

白石部長は嬉しそうに悪い笑みを浮かべた。
あ、その顔めっちゃかっこええ。
俺の声に興奮してくれとるんがわかる。
もっと声出して悦ばせたい。

「次に裏スジな。ここは下から上に舐めると気持ちええんやで」

「ふああ…!やん、ああ、あぁん…ッ」

「ちなみに、タマ揉むのもアリやで」

「あん!あぁあっ、あ、ひぁあん!」

これめっちゃ気持ちええ。
二ヵ所いっぺんに弄られて、頭ん中ふわふわしとる。

「これ好きなんや?」

「あう!あ、す、き…!も、っと…ああああ…ッ」

唾液のぬるぬるが、ほんまヤバい。
くちゃくちゃて音とか、白石部長の息とか、もう全部がやらしい。
もっとしてほしい。
咥えられとらんのに、これだけでイってまいそうや。

「で、いいカンジに焦れたら、先から根元まで咥えて頭を上下に動かす」

「んやぁあ!らめ、イッちゃう…ッあぁあ!あぁあああん!!」

「まだやから出さんといてな」

「無理れす…!もう、もう…っ」

裏スジですでにヤバいのに、こんなんされたらすぐイくて。
もう、気持ちよくてしゃあない。
ちんこがびくびくしとるんがわかるくらい、意識が下半身にもってかれる。
あかん、もう限界や。

「ふぁああ!で、る!あッもう…あッ、で、でる…!!っひぁあああん!!」

一瞬、頭ん中が真っ白になって、たまりにたまった精子が先端から勢いよく飛び出た。
白石部長はそれを手で受け止めて、俺のちんこに拭った。

「な、なにす…」

「男も潮吹きできるて知っとる?」

「しおふき…?」

「せや、こうやってイった後先っちょ擦るとな…」

「な、なに…や…っあ!あ、や、や、やぁッあああああ!!」

やばいやばいやばいやばい!
なんやこれ。
身体が言うこときかへん。
勝手に足がかくかくして、腿が痙攣して、頭ん中ごちゃごちゃや。
もうあかん、なんかでる。

「ぶちょ…っはな、ひへ…ああ!ふああ!」

「んー…もうちょいやから」

「あか…っおひっこ…でる…!」

「ああ、おしっことちゃうで。せやからはよ出しや」

「ああああぁ!でるぅ!なんかくる…ッひあああああ!!!!」

身体が大げさにびくんびくんして、意識が飛びそうなくらい気持ちよくなった。
目を開けたときには、なんか変な液体が制服に着いとった。
無臭みたいやけど、大丈夫やろか。

「ここまでせんでええけど、大体こんなカンジやな」

「はぁ、はぁ、わかり、ました…」

「あ、言い忘れたけど、出た精液はちゃんとごっくんするんやで」

「え!?」

「当たり前やんか。飲んだほうが後処理も楽やし」

て、白石部長は俺の精液を潮吹きするためのローション代わりに使うたやんか。
飲んでほしかったな。
それがちょっと残念やった。
それにしても、こないに臭いもん飲めるんやろか。
絶対マズイ。
においがハンパないんやから、マズイに決まっとる。
いや、白石部長はきっと今まで何人もの精液を飲んできたんや。
俺やってそれくらいできなあかん。

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