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「女性みたいなことしますね」

「ん……だめ?」

「いえ、ムラムラします」

「そう…?あ、ん、ん……」

口にかぶりつかれて、僕の上下の唇を鬼灯の唇で引っ張るように何度も摘まれる。
もどかしい。いつになったら舌が入ってくるのだろう。
早く口の中を鬼灯の舌と唾液で満たしてほしいのに、なんて思うのはきっと薬のせいだ。

「ほ、ずき…、ん、ふあ、ん、ん」

我慢できなくなって、とうとう僕から舌を絡ませにいった。
舌も熱い。しかも唾液が甘い気がする。
もっと舐め取りたくて鬼灯の舌の裏に僕の舌を差し込むと、鬼灯は僕の顎に手を触れて一度顔を離した。

「ん……はあ、はふ……」

「いつになく積極的ですね」

「わかん、ない…、すごくえっちなことしたい気分になってきた……」

鬼灯の下半身に触ると、もう既に先端がぬるぬるしていた。
キスしただけで鬼灯もこんなに興奮してるんだ。
僕の新薬すごい。逆に即効性精力剤として売り出したら売れるかな。
ぐりぐりと円を描くように先端を親指でこねると、鬼灯は僕の手を制止した。

「こら、お止めなさい。あまり煽るんじゃありません。私も抑えてるんですから」

「も、いいよそんなの気にしなくて…」

構わずこねくり回すと、指に粘液が絡みついてきて、にちゃにちゃと音をたて始めた。
どうしよう、これ、すごく舐めたい。美味しそうで涎が出そうだ。
舐めてもいいよね、薬のせいだもんね。
薬のせいだからこんな興奮してるんだし、僕から舐めにいっても変じゃないよね。
僕は鬼灯の胸板に手を添え、押し倒そうとした。

「何してるんです?」

「ほ、ずき…っ、おちんちんなめたい…っ

「白澤さん……?」

「これ、ペロペロさせて…?

「……いいですよ」

上目遣いでそう言うと、鬼灯は身体を起こした。
僕はうつ伏せになってすぐさまおちんちんの先っぽを咥えた。
いつもしょっぱいのに、やっぱり今日は甘く感じる。美味しい。

「んはあ……

「今どんな気分なんです?」

「おちんひんおいひぃ…こーふんする… ッん!?」

鬼灯のおちんちんがビキビキと硬くなったかと思ったら、頭を押さえつけられて腰を打ち付けてきた。
一方的に突っ込まれて苦しい。特に喉の奥を突かれると嘔吐感が込み上げてくる。
なのに、僕の口をお尻の穴の代わりにされてるみたいですごくぞくぞくする。

「んぷ…ッ、ん、んん…っ

「貴方、こうやって無理やりされるの好きですよね」

「あ…っ、うん…すきぃ… んぐぅんうぅん、んッ

僕のナカ、いつもこんな風に入ってるんだって、おちんちんの動きを舌で感じて口の中が気持ちいい。
もっと気持ちよくなりたくて自分のを扱くと、先端から粘液がとろとろ溢れ出して手を濡らした。

「んくんうぅんんん……

「私のを舐めながら自慰行為なんて、とんだ変態ですね」

「はあ、んん、く、くすりのせいだよ……、あっ、んぅんッ

また口の中に挿入されて好き勝手にピストンされる。鬼灯のおちんちんを気持ちよくしてあげたくて更に咥内を唾液で湿らせると、涎が溢れて上も下もぐちゃぐちゃに汚れてしまった。
でももうなんでもいいや、気持ちいい、イキそう。

「ふあ、あ、イク、せーしでちゃう…っ

「私も、出そうです……このままかけていいですか?」

「いいよ…… うくッ!ン゙ッ!」

えずくことさえ許してもらえない容赦ないピストンで喉奥を犯され、生理現象で目に涙が滲む。
苦しいのに、それが快感に繋がっていて射精感は上り詰めてくる。
僕はマゾヒストだったんだろうか。

「出しますよ……っ」

「…っ、ん、んんぅッ、ぷあッい、あ、イクイクぅあぁああ――…ッ!

おちんちんが口から抜かれて顔に鬼灯の精子がびちゃびちゃとかかり、僕もイッた。
イッたのも気持ちよかったけど、鬼灯の精子を顔にかけられて汚されたのが堪らなく気持ちいい。こんなので感じちゃうなんて、いよいよ薬が完全に回ったらしい。

「ああ…まだシ足りませんね」

「ん…僕も……」

どうしよ、一回イッてもお互い全然萎える気配がない。
それに鬼灯の精子、あったかくて量も多かった。ここ最近溜まってたのか、まだまだいっぱい出そう。
口端についたのを舐めると美味しくて、お尻でも飲みたくなっちゃった。

「おい淫獣、尻をこっちに向けろ」

「うん…?」

言われるがまま後ろを向いて鬼灯の身体を跨ぎお尻を向ける。
この体勢、間近でお尻の穴見られるから恥ずかしいのに、薬のせいで気持ちよくなりたいって性欲の方が羞恥心に勝っちゃってる。
鬼灯のおちんちんが目の前にきて、僕は無意識に舐め回した。

「あむ…… ん、おいひぃ…

「私もいただきましょうかね」

「あッ!やん…っおしり、なめ、やあ…っ

お尻の穴をつつくように舐められて身を捩じると、逃げるなとお尻を引き寄せられ穴の周りを舐められた。
背筋がゾクゾクして身体が反射的に震えると、おちんちんを舐めることができなくなって口からこぼれ落ちてしまった。

「や、やだ、ほーずきの、なめられないよ……」

「構いませんよ。それより、貴方のおまんこ、ヒクついてますけど?」

「おま…っ、う、く、くすり…っ、くすりのせいだよぅ…、あんや、あッあッ

鬼灯は僕のお尻の穴を下から上へと舐めた。
やっぱり薬が回ってるんだ。鬼灯の口からそんな直接的な単語が出るなんてありえない。言われた僕の方が恥ずかしくなってきちゃう。

「ひゃ、うんんっふあ、ぁ…っ

「とても美味しいです」

「や、あぁッすっちゃ、やだ…っひゃあぁああっ

じゅるじゅると吸われてとてもお尻の穴からする音とは思えない音がする。おまんこみたいで嫌なのに、女の子みたいで恥ずかしいのに、僕のおちんちんはそれを悦んでいるかのように硬さを増した。

「中も味わってみましょうか」

「んーッ!やぁあああッしたいれるのやらぁぁあ

舌がナカに入って拡張するようにぐりぐりと動くと、僕はもう舌を竿に添えて涎を垂らすことしかできなくなった。
ナカまで唾液を注入されて濡らされ、解されていく感触がわかる。
もっと飲み込もうときゅうきゅうと締めると、抜かれてしまった。

「んん…っ、あ、ぬいちゃうの……」

「貴方ね…締りがいいのは良いですが、舌が痛いですよ…」

「うう……、だって、きもちくて……、んんんッゆび、きたぁ…

代わりに指が二本一気に入ってきたけど、舌で慣らされたそこは難なく受け入れて出し入れされる。
その度にぐちゅぐちゅと卑猥な音がして、本当に女の子みたいだ。鬼灯の唾液がナカに溜まってるせいであって僕のナカから愛液が出てるわけでもないのに、興奮して濡れているような感覚だ。

「あっゆびきもちい…えっちなおとしてる

「ええ、おまんこみたいな音しながら私の指をとても美味しそうに食べてますよ。この体勢だとよく見えますね」

「ひあっみな、みないでよ…っ、やだ、みないで…っ、や、ううぅ…」

「見られて興奮してるじゃないですか。ああ、ほらどんどん飲み込んでますよ」

「あっやだっちがうもん…っや、あっあっあ――…ッ

ずるずると指が奥まで差し込まれて、ナカをかき混ぜるようにバラバラに動かされる。
こんな近くでお尻の穴が指を食べてるの見られて、今の僕の状態じゃ奥が疼いて仕方がない。
もっと太いので奥をぐちゃぐちゃ出し入れされたい。激しくしてもいいから、痛くしてもいいから、鬼灯ので僕のナカ満たされたい。ナカにお前の精液、溢れるくらい注ぎ込まれたい。ちゃんと全部飲み干すから、きもちいことしてよ。
頭が完全に薬でやられた僕は、鬼灯のタマを転がしながら甘えるようにおちんぽに頬擦りをした。

「も、おちんぽいれて…っ

「なら、ちゃんとお願いなさい」

「うん……あのね、ぼくのおまんこほーずきのおっきくてかたいおちんぽ食べたくてしょーがないの…

後ろを振り返り、両手で指の入っている穴を拡げておちんちんをピクピクさせてみる。
鬼灯のおちんちんがピクリと反応して、生唾を飲んだ音がした気がした。

「煽りすぎだ、クソ淫獣」

「んん…… だってはやくほしいもん……

「はあ……薬の効果凄まじいですね」

「ふふ…そうだね…でもお前も早く入れたいでしょ……ね、はやくして?

お前だって薬のせいで理性保ってられないんでしょ。早く突っ込んで擦りたいんでしょ。僕もそうなんだよ。だから早く僕とめちゃくちゃなセックスをしようよ。
お尻を振って見せると、鬼灯は僕の身体を引っくり返してベッドに押し倒した。
僕は犬の降参ポーズのように仰向けになって股を開いた。

「ぎゅってして……?」

「いつもこれくらい素直ならいいのですがね」

鬼灯は覆い被さって僕の背に片腕を回して抱くと、僕は背中に手を添えた。
二、三度ぬるぬると入り口を擦られて、鬼灯のおちんぽが僕のナカに割って入ってくる。
先っぽが入りきったところで一気に奥に押し込まれ、僕は鬼灯の背に足を絡みつかせた。

「ん、ん、ッ あッひゃあぁああん…ッ!

「きっつ……」

「はあーっはあぁ……

ナカを逆流してくる感覚にゾクゾクと感じていると、鬼灯は深く息を吐いて一度静止した。
こうしていると、僕のナカでビクビクしながらおっきくなってくのがよくわかる。
それに伴って熱くなっていって、僕のナカ、溶かされちゃいそう。

「ちょっと締めすぎですって……」

「あついのおちんぽあつい…っあつ、あんおっきいのはあ、あッ、きもちいの…っ

「ッ、動きますよ」

「んっあっは、あぁッ

何回か擦られただけなのに、敏感になってるらしい僕のナカは鬼灯のおちんちんが嬉しくてしょうがないらしく、きゅうきゅうと鬼灯のおちんちんに吸い付く。
あ、鬼灯のピクッてしておっきくなった。もう熱くて破裂しそうだ。薬のせいなのかな、
さっきもそうだけど今日の鬼灯いつもより早い。
このまま僕のナカでいっぱい出してくれないかな。こんな熱いおちんちんから出てくる精液絶対熱くて気持ちいいよ。


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