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「挿れるけん、よか声で鳴くとよ」

「んん、あっ、んんん…っ」

体勢は変わらんまま、千歳のが入ってくる。
指で入り口を少し広げれば、千歳みたいなおっきいのでも簡単に入るから、すぐに奥まで全部入った。
謙也には申し訳ないけど、相変わらずおっきくて俺の中を満たしてくれる。

「さーて、さっきの仕返しや」

「あんッ!ああっ!」

謙也と光に、耳とか首も猫じゃらしでいじられる。
そんな中、千歳は謙也と違て余裕があるんか、いっぱい突いてきた。
謙也のミルクのおかげで滑りのいい下の口は簡単に抜き差しされる。

「中、締まって気持ちよかとね」

「なんでこない余裕なんや…」

「謙也さんが早漏だっただけやないですか?」

「んなわけあるか!もっとしたるわ」

「あ、あッ、や、ひ、んっ」

太ももにされると、足がガクガクして耐えられん。
それに気づいた千歳は、しょんなかねえ、って言いながら中のを一旦抜いた。
俺が仰向けに寝転ぶと、正常位の体勢で膝が肩につくくらい足を上げられてまた千歳のが挿れられた。
この体勢もなんや猫みたいやな。

「ん、ふぁ、あっ、」

「さー次はどこしたろか」

「ヘソにしたらどうなりますかね」

「お、それええなあ」

「や、やや!あんッ、あ、あ、いや、あああ!」

くすぐったい、気持ちいけど、くすぐったくてたまらん。
身体を震わせながら耐えると相当締まったんか、さすがに千歳も苦笑いしとる。
それに対して、上から押しつけるように出し入れされても俺の尻は余裕で受け止める。
猫じゃらしのせいでキツくなっとるのもあるけど、奥に入ってくるときより抜けそうになる瞬間がいつもより格段に気持ちええ。
尻の穴がきゅんきゅんしてとろけそうな、なんともいえない感覚がもともと大好きやったからたまらへん。

「あっあん…っ、すごい…ちとせ、のッ、すごい…ッ」

「白石の、吸い付いてくると…これ使うとほなこつよか具合ばいね」

「せやろ。白石も猫じゃらし気に入ったん?」

「ん、ふぇ…、あああ!や、あんっ、」

ちょっと気に入ったかも、くすぐったいけど気持ちええし、みんな気持ちよくできるから。

「白石部長ー、俺の舐めてほしいんですけどー」

猫じゃらしに飽きたんか、光のが頬にあてられる。
千歳のと猫じゃらしでいっぱいいっぱいやから無理なんやけど、飽きられて捨てられたら困るから光のを舐める。

「あ、俺のも頼むわ」

便乗した謙也のも反対側に押し付けられた。
さっき出したばっかやのにまたこない元気になって。
しゃあないから謙也のは手ですることにした。

「はぁ、ふ、あ…っ、」

「白石ん中、気持ちよかとよ」

「お、れも、きもちい…っ、ちんぽ、おれんなかいっぱい…きもちぃよぉ…」

「じゃあもう、イッてよか…?」

「んっ、ちとせのっ、みるく、なかにそそいで…っ、あ!ああ、や、あああ!!」

言うた瞬間、意識が飛びそうなほどに強く揺さぶられて何も考えられんくなった。
気持ちええとこごりごりされて、出てまいそう。
俺もミルク出したい。
出したい、ミルクいっぱい出してイキたい。

「あ…ああ…あぁあああぁ…っ」

波がきたと思ったら、気持ちくてびくびくしながら腰が浮いて、思いっきりミルク出してしもた。
当然、千歳のは中に出されて、ごぽごぽ中で音が聴こえるくらいたくさん注がれた。
二回目やのにむっちゃ量多い。

「えっちなみるく、でとるよぉ…おれんなか、いっぱいひろがって…やぁん…っ」

やっと全部出終わったんか、千歳は何回か揺さぶって引き抜いた。
俺の緩い尻じゃ漏れそうになるから、しっかり締めておかな。
せっかくもらったミルク、もったいないことはでけへんからちゃんと飲まなあかん。

「ちゃんと飲んで、白石はほなこついい子ばいね」

「ん…おいしかったで…」

謙也と千歳の熱いミルクで中がいっぱいになって、俺のちんぽはまだ興奮しとるみたいに勃ち続けとる。
もっとえっちなミルクをたくさん飲みたいみたいや。

「白石部長、まだ勃ってますね」

「ふぇ…、ぅ…」

「こんだけお預けくらったんですから、俺も挿れてええですよね」

「…ん…ええよ…」

足を割って入ってくる光のを受け入れ、包み込む。
下半身の感覚がなくなってきとるんか入ったのわからんかったけど、動かれたらさすがに感覚が戻ってきて気持ちよくなった。

「うわ、むっちゃやわこい」

「せやろ?」

「あー、やばいっすねこれ…加減とかでけへんわ」

「んああ!らめ、そんな、やぁ…ッ!」

ぱんぱん、いきなり激しくされて、気持ちよすぎて壊れてまう。
先輩相手に遠慮なんかせえへん光は、俺ん中好き勝手に犯す。
最初よりぐちゅぐちゅやらしい音がして興奮する。

「なあ、もう鈴でもつけたろか。俺ら飼い主みたいなもんやろ」

「よかねぇ、今度買ってくるばい」

「あ、カーマイン色希望っすわ」

俺はみんなに飼われる猫ちゃん。
今日もいっぱいミルクもらってこんなに可愛がってもらっとる。
こないに幸せな飼い猫、世界中探してもきっとおらんと思う。

「首輪つけたら、もう他のヤツとしたらあかんで?」

「にゃあ、」















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2012.2.22
ただ一つ後悔しているのはマタタビ使ったプレイ入れるの忘れたことですけど、マタタビで何をしろと?って感じで思い付かなかったので残念です…。
あんまにゃんにゃんしてないけど、にゃんにゃんにゃんの日ということで。


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