*セフレとかそんな感じの関係だと思ってください ある晴れた日のこと 今日は暖かくて雲一つない、いい天気。 こんな日はテニスしたりみんなでバーベキューしたり、きっと普通はお出掛け日よりなんやろな。 やから、こんな日に男三人俺の家に引き込もって昼間っから何をしとるんやろって、窓の外を見ながらそう思う。 「ふぇ、あ、あ、」 「もうちょっと頑張れます?」 「や、あ、むり…っ、むり…!」 「ほんまヘタレやなぁ」 光と白石は面白そうにみとる。 そんなこと言われても、無理や。 立った状態で両手縛られてカーテンレールに引っ掛けられて、尻にローター二つ入れられとるのが、無理なわけないやろ。 カーテンまとめられとるから、窓から外丸見えやし、通行人にみられたらヤバイ。 そしてなにより、立ちっぱなのが辛い。 足はガクガクするし、腕は疲れてきたし。 「ほな、もう一個追加しますね」 「ひっ、あ、ややぁ…っ、」 また一つ、ローターが中に入ってきた。 ローター同士がぶつかって中でガチガチしながら振動する。 「なか、どうなっとる?」 「あぅ、あ…、な、なか…ぶるぶるしとる…」 「せやろなぁ。ここむっちゃひくひくしとるで」 「あっ、ややあ…」 こんな状態でも、下半身はびんびんでしっかり感じとるのが恥ずかしい。 恥ずかしいのに、きついのに、気持ちええ。 俺、すっかり二人に調教されてしもたみたいや。 「これ、試してみましょか」 「お、それ使う?」 「こんだけ入れて余裕ならいけますって」 光がなんかの箱を開ける音がした。 今度は何する気や。 「さー抜きますよー」 「ひぁう!ふぇ、あ、あ…っ」 ローターが一つずつ抜かれると、中のものが出ていくなんともいえない排泄感のようなものに悶えた。 中から抜けていったことで圧迫感もなくなって力が抜けたんか、もう立っとれんくらいや。 でも手首繋がれとって座れへんし、もしカーテンレール折ってしもたら、おかんになんて言い訳したらええのか。 「ほら謙也。しっかり立ちや」 「む、むり…っ、あし、がくがくする…っ」 「はは、上の、折ったらあかんで」 「な、なら、ほどいてやぁ…」 「あかん。まだお楽しみはこれからや。がんばりや」 光の方に白石が目をやると、光は頷いて尻になんかあててきた。 「ひかる…、なに…」 「新しいバイブっすわ」 「前のと違うやつやで」 前のって、あの強さがいっぱい調節できるやつやんな。 一番強くされたら失神しそうになって弱くされたら焦れったくなって、さんざんひどい目にあったのを思い出した。 またそんなんなるのいやや、けど前のと何が違うんか気になるし。 「はい、謙也さん足もうちょい広げて」 「ん…、」 「やけに素直ですね、そんなにこれが欲しいんですか」 「う…、」 少し足を広げて、それが入ってくるのを待つ。 いつくるのかどきどきしとる。 けど、いつまでたっても入ってこおへん。 「ひかる…?」 「あー、ちょお待ってくださいね。白石部長、」 「ん?」 「これで謙也さんの乳首もいじめてくれます?」 「ああ、ええよ」 光は、さっき抜いたローターを白石に渡した。 スイッチを入れると振動音が聞こえて、それだけで反応してまう。 「さあいくでー」 「ふあ!あぅぅ…っ、ひゃああっ!!」 ローターが乳首にあたると、刺激が強すぎて声が大きくなってしもた。 どうしよう、抑えられへん。 外に聞こえてへんやろか。 「あ、道路に誰かいるみたいですよ」 「っ、ぁ、ふぁ、ぁ、」 ほんまや、向こうから家の方に向かって通行人がくる。 やばい、上みられたら一発で気づかれる。 まさかご近所さんやないよな。 こっち見るな、気づくな。 「今日は何回イくやろか」 「四回ぐらいですかね」 「ほな俺は五回で」 心配しとるのは俺だけで、二人はのんきに俺が何回イクとかそんな話しとる。 その間に、通行人は視界から消えた。 「よかったですね、謙也さんのやらしいとこ見られんで」 「あ、ひ、ああっ!」 ほっとした途端に、また喘ぎ声が大きくなる。 「じゃ、これいきますね」 今度こそ、新しいバイブとやらが中に入ってくる。 入ってきたときは、前のと変わらんなあなんて思った。 けど、途中でゴツゴツしたもんが中を擦ってきた。 なんやこれ、おかしい。 まさか、これ、 「んーッ!や、ひっ、な、これ…っ」 「前のと違ていぼいぼついとるんですよ」 やっぱりそうや。 新しいのって、バイブの真ん中らへんにいぼとかついとるやつや。 ヤバい、中がぐりぐり擦れて…っ 「やだっ、ぬいて、ぬいて…っ、いああああ!」 スイッチが入ると、中がぐちゃぐちゃになってくのを感じて頭が真っ白になった。 気持ちよすぎて一瞬意識が飛んだと思ったら、いつのまにかイッた。 「あーあ、壁につけてしもたなぁ」 「や、やぁ…あ、あぁあ…っ」 「気持ちよさそうやなー。まだここ勃っとるし」 「ほな、強くしてみましょか」 「やだっ!や、そんなっ、あ!あああ―!」 強くされたうえに、ぐりぐり奥まで入れられて、下半身がもうわけわからんくなった。 おまけに乳首もぐりぐりされて、気持ちいけどどこ意識したらええのかわからんから、ひたすら声をあげた。 「あっ、あっ、あぁあ…ッあ、は、あ…」 「はい、全部入りましたよ」 「これももう余裕で入るんやなぁ」 「もっと太いやつ、今度また買いましょか」 「せやなぁ」 そんなん入れられたら壊れる、って言いたいけど気持ちええならなんでもええわ。 それはええから、見とらんでもっと中のぐりぐりしてほしい。 乳首のも、いっぱい。 これ、むっちゃ気持ちええから、もっとしてほしい。 「も、…と、ぐりぐりして…」 「謙也さん、ほんまやらしいっすわ」 「なー。いつのまにこないやらしくなったん?」 そりゃ最初はいやいやばっか言うとったけど、でも気持ちええんやもんしゃあないやん。 よだれが垂れるのもお構い無しに感じられるくらいに、これ気持ちい。 「ほんなら、お望み通りしたりますよ」 「んあっ!あああ!」 中のバイブを左右に動かされて、入り口のあたりがきゅんきゅんする。 奥も擦れてむっちゃええ。 白石も乳首のローター動かしてきた。 カーテンレールはぎしぎしいいまくっとるし。 ああもう、あかん、また出そう。 「ああ…っ、でる…っ、でちゃうぅ…」 「いつまでたっても早漏なんやなぁ」 「やっ、て…、これ…っ、へんになる…っ」 「ほんならもっと強くしたりましょか」 「えっ、あ!や、やぁあ!あ、ひ、ぁあああ…!!」 まだ強くできたんか振動がむっちゃ強くなって、呆気なくまた出してしもた。 ずる、とバイブ抜かれてローターもスイッチ切られたけど、余韻に浸る間もなく白石が尻にぬるぬるした液体をつけてきた。 たぶんローションやと思うけど足がふらふらして、ほんまにもう限界やった。 「ん…っ、も、むり…っ、あしが、もたへん…」 「あ、ほんまやな」 「まあでもいけるんちゃいます?」 「むり!ほんまあかんって!」 せめて膝ぐらいつかせてほしい。 あと、腕も下ろさせてほしい。 ほんま辛い、痛い。 「ほんなら、俺が前いくわ」 「あ、ええんですか?」 「ええで。お楽しみは後にとっとく方やからな」 白石は俺の正面に割り込んでしゃがむと、膝を支えるように持ってきた。 それから、俺のを口に咥えて舐め始めた。 「んッ!や、あん、あっ」 「じゃ、後ろはいただきますね」 「や、やぁあ!あっああっ!」 ぐぷぐぷ、光のが入ってきて俺ん中がいっぱいになる。 なんだかんだで前とか後ろとか弄られたら痛いのも辛いのも忘れられるから不思議や。 気持ちええ感覚のが強いんやろな。 「あ、また誰かきましたよ」 「ん、っぅ、あ、あ、」 今度はカップルが向こうから来るのが見えた。 「男にちんこ挿れられて喘いどるとこなんか見られたらヤバいですよね?」 「しかもこんな気持ちよさそうな顔してなぁ」 「い、いわんといて、あ、っひ!ぃあ!ひか、ひかる、ぁあッ!」 激しくガンガン突かれて、それと一緒に前もいっぱい口で扱かれて、通行人のことなんかどうでもよくなる。 気持ちい、気持ちい。 どうしよう、きもちい。 「きもち、い!あっ、あっ、きもちい…っ」 いつのまにか口に出してしもた言葉に恥ずかしくなる。 光は、えっちやなぁなんて言いながらいっぱい突いてきた。 せやかて、ええもんはええんやからしゃあないやん。 「も、でちゃう…!でる、からぁ…!」 「俺もっすわ…中でええですよね」 「やっ!なか、ややぁ…っ、なかは、や、あかん…!」 「っあ、でる…っ」 「あかん…っ、やああ!あ、ぁ、あァ…っ」 ねばねばしたもんが中にじんわり拡がってくのを感じながら、俺もイッた。 白石は俺のを舐めとって、謙也のおいしかったで、なんて言いながら場所チェンジした。 「まーた誰か来たで?」 「ふぇ…、あ、」 今度はサラリーマンが歩いとる。 また通り過ぎてくと思ったんやけど、その人は立ち止まった。 あ、やばい、上むっちゃ見とる気がする。 「あれ、あの人こっち気づいたんちゃう?」 「ご近所さんかもしれへん!ちょ、もうやめよや」 「ほんなら、謙也のえっちなとこ、もっとみてもらおな」 「えっ、や、やや、あっぁああ…ッ!!」 白石のが奥まできて、衝撃に目を瞑れば、通行人のことなんか忘れて声をあげた。 とっくに限界をむかえとる足は、今度は光がしっかり支えとる。 「今んとこ四回イキましたよね」 「あれ、五回やなかった?」 「四回っすわ。このままイかんかったら俺の勝ちっすね」 「やったら、あと一回イかせるまでや、な?」 「んぁあ!く、ぅん…っ」 結局、白石がイって俺がまたイクまで目を瞑っとった。 気づいたときには通行人はいなくなったとったけど、バレるかもってドキドキしたのを性的興奮と受け取ったらしい下半身はまた元気になってしもた。 二人もまだヤりたりないんか、交代して光のが入ってこようとしてきた。 その間、窓の向こうの空をぼんやりみる。 ほんま今日ええ天気やな。 こんな日に男三人、部屋に閉じこもってやらしいことしまくっとるのが勿体無いくらいにええ天気。 でも、きっと二人にとってはオフにお出かけすることの方が勿体無いんやろな。 うん、俺もたぶんそう思う。 光のを受け入れながら、俺はまた喘いだ。 ――――――― 2012.1.23 えっちい謙也さん書くのすっごい楽しかったです! もうちょっといろいろ道具使いたかった気もしますがカーテンレールが折れそうなので(笑) 桜菜さまリクエストありがとうございました! フリリク一覧へ 表紙 |