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doubleの続き
*もはや乱交です





triple





「や、いや、あッ、ひ、ああ…っ」

今日も部活が終わった後、俺は二人に犯されていた。
部室で、しかも今日は玩具なんか持ち出して。

「謙也、バイブ気持ちよさそうやんなあ」

「っひあ!や、くら…っ」

蔵が俺のアナルに突き刺さったバイブを出し入れしてくる。
ローションでぐちゃぐちゃにされたそこは、バイブの前にディルドで拡張されてすっかり解されたから、さっきと違って振動するのが気持ちいい。

「こっちもいじめてあげますね」

「ひゃあ!?あ、ああっ!」

光もローターを乳首にあててきた。
気持ちよくて頭がくらくらする。
それでも逃げられないのは、手錠で両手を繋がれているから。
しかもその手錠は机の足にとおされていて、俺が動くと机がガタガタ揺れて倒れそうになるだけだった。

「次はこれ使たるな」

「へ…?」

「ああ、それ使うんですか」

蔵が取り出したのは透明なチューブみたいなものだった。
それにローションを入れていって、後ろの口にあてる。

「これで謙也ん中ぬるぬるにしたるな」

「い、や…いやや…っ」

「恐がらんくても大丈夫やで…気持ちよくなるだけやから」

「やや…!そんなんいやや…!」

もうダメだ。
そう思った瞬間、

ガチャ、

いきなり、部室のドアが開いた。
びくっと肩が上がって鼓動が速くなる。
こんなところ、見られる訳にはいかない。
どうしよう、だからあれほど部室は嫌だと言ったのに。

「あ、お取り込み中だったと?」

「なんや千歳か」

千歳だった。
現れた男に二人は脱力した。
いや、千歳だからといって見られていい相手ではないはず。
でも千歳も千歳で、大して驚いた様子でもなく普通に入ってきた。
もしかして、千歳は俺たちの関係を知っているのかもしれない。

「部室に忘れもんしたばい」

「ふーん、」

「あっ、やっ、くら…ッ」

物を探している千歳はお構いなしに、蔵はバイブを使ってアナルを弄ってくる。
こんな声を出しているところなんて聞かれたくないのに、ひどい。

「用が済んだならはよ出てってや」

「はいはい、お楽しみのとこ失礼したばい」

タオルを持った千歳は、俺を見て部室のドアに手をかけた。
やっと出ていってくれる。
けれど、ほっとしたのも束の間、千歳はこっちを振り返ると近づいてきた。

「ちと、せ…?」

真っ直ぐ俺の方に向かってきて目の前にしゃがみこんだ千歳は、まじまじと俺の中に突き刺さったバイブを見た。
恥ずかしいから早く帰ってほしいのに、千歳はそこから動かない。

「なんや自分も混ざりたかったん?」

「んー、そげんよか声あげられたら俺もいじめたくなるとね」

仕方なかと、と言いながらニコッと笑った千歳は、俺の中に突き刺さったバイブに手をかけた。

「ふぇ…?や、なん…っ、や、あああ!!」

途端に振動がいきなりきた。
それも、たぶん強さはマックス。

「ああ!あ、あああぁ…っ」

逃げようと足をバタつかせても無駄だということはわかっている。
それでもなんとかしてこの強すぎる振動から逃れなければ壊れてしまう気がして、必死に身体をくねらせた。

「こら、暴れたらいけんよ」

「ちゅーか何勝手に混ざっとるんですか。俺らがいじめとったんですけど」

「はは、ごめんね」

ガタガタ、俺が暴れるせいで机の上にあったものが床に散らばっていく。
暇になった二人は顔を見合わせて、俺から少し離れた。

「俺らつまらんなー、財前」

「っすね」

「ほな、俺らは俺らでしよか」

「ここでっすか?」

「ええやん」

光は渋々了承すると、蔵とキスし始めた。
なんとなく知っていたけれど、やっぱり俺としていないとき二人でこういうことをしていたんだ。

「ん、あっ、部長…」

「謙也ほどやないけど、光もかわええなぁ…」

「やん…あ、んん…」

光のこんな声、初めて聞いた。
キスだけなのに、俺よりずっとやらしい声で喘ぐ光は予想以上にエロい。

「財前のやらしか声聞いて、謙也もちんこ勃っとるとよ」

「えっ、や、」

「やらしか子にはこげんしてあげんといかんばいね」

「ひぅう!ぅあ、あああッ!」

前立腺のところで出し入れされて、気持ちよすぎる。
もはや抵抗する力さえも失われていってしまう。

「や、やや、そこっ、あかん…っ」

「へえ、ここがよかと?」

「ちゃう…っ、ほんま、や、あぁ!あああああッ」

そこはダメ、なんて相手に弱点を教えるようなものだった。
その証拠に千歳はそこばかり執拗に責めてくる。

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