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「興奮してきたん?」

「あ…、はよ、さわって…」

何でか、考えてから喋ることが、言葉が選んで発することがでけへん。
はち切れんばかりに膨らんだそこが苦しくて、俺はとうとう自分からベルトを緩めてジーパンを脱いだ。
ボクサーパンツには先走りの染みがべったりついとった。

「うわ…」

「これは、予想以上やな…」

はよ触って欲しくてたまらん。
抜きたい。
苦しい。
もう我慢できんくて、俺はパンツん中に手突っ込んで扱いた。

「あ、っ、あ!や、あああッ!」

ほんの二、三回扱いただけやった。
なのに、むっちゃ気持ちよくなって頭ん中真っ白になって、パンツん中がぐしょぐしょになった。
イッたって気づいたのは、イッた後やった。

「はや…」

「こっちもスピードスターなんすね…」

なんて悪態も気にならんくらい、俺の頭はやらしいことしたいっちゅー欲望でいっぱいになっとった。
イッたばっかやのに、また出したくてしゃあない。
ちゅーか、自分でするのじゃ物足りん。

「はよ、さわってやぁ…」

俺はもう我慢できんくなってパンツ脱いで自分から足を広げた。
勃起してぷるぷる震えとるちんこから、さっきの名残なんか先走りなんかわからん液体が腹に落ちる。

「謙也、触ってほしい?」

「さわ、って…」

「俺らの言うこと何でも聞くなら触ったるけど、どうする?」

「きく、なんでも…っ」

選択肢なんかないやろ。
ぼんやり、視界がよく見えん目で白石を見る。
なんでベルト緩めとるんや。

「ほな、まず俺のしゃぶってや」

しまった、「なんでも」なんて言うんやなかった。
まさかそないなこと言われるとは思っとらんかった。
さっき言った言葉を訂正したい。

「ちゃんと犬のかっこせなあかんで」

仕方なく言われるがまま、犬みたいに四つん這いになる。
恥ずかしいかっこさせられとるのに、鼓動が早くなって自分が興奮しとるんがわかる。

「ほら、謙也のご飯やで」

「ん…っ」

白石のちんこが唇に擦りつけられる。
こんなんしたことないし、汚いし、まずいし。
せやけど白石のやったらええか思って息止めてしゃぶった。

「ええ子やな、謙也」

「俺も謙也さんいじめてええですか」

「おん、好きにしたらええよ」

「はーい」

「なんや…、あ…っ!?」

財前の笑いを含んだ返事の後で、尻の穴になんかがぐりぐり入ってくる感覚がして、慌てて尻の穴を閉じて触られんようにした。
たぶん指、財前の指が入ってこようとしとる。

「謙也さん、ちゃんと力抜いてください」

「な、に…」

「気持ちよおさせたりますから」

何されるんかわからんかったけど、気持ちええことしてもらえるんやったらええか。
俺の頭、もう末期やん。

「ん、あ…っ、いた…っ」

「謙也さんのええとこはどこですかねー」

「やっ、ああ、あ…」

「こら、こっちも休んだらあかんでー」

「うく、うっ、」

尻に指突っ込まれとるのにしゃぶるなんか無理やろ。
痛いし、座薬入れられとるみたいや。
って思っとったのに、指が奥の方に入ってくるにつれて気持ちよおなってって、ある場所をかすったとき身体が跳ねた。

「うあ…!?」

「あ、ここっすか」

「やっ、なんや…っ」

「前立腺、気持ちええですか?」

「あっ、あか…そこ、や、あああッ」

その場所ばっか弄られてぞくぞくする。
前触られるのとは違う感覚やけど、気持ちええ。

「謙也、気持ちええなら気持ちええって言わなあかんで」

「あ、あ…きもちええ、そ、こ、もっとして…」

「えっちな謙也さんは一本や足りひんですよね?」

「ああ、あッ、あか…ん、んああ…っ!」

圧迫感が強くなって、指が増やされたんやってわかる。
こんなことされて気持ちええとか嘘やろ。
薬のせいやって思いたい。
尻弄られて気持ちええとか変態やんか。

「や、あっ!なん、か、へん…ッ」

ずっとそこばっか弄られとったら急にちんこがきゅんきゅんなってなんかが昇ってくる感じがした。
なにがなんだかわからんくなってそれを静めようと下半身に力を入れるけど、尻ん中が気持ちよくてそんなんでけへん。
もうあかん。
出そうや。

「あっ、ああああッ!!!!」

少しもちんこ触っとらんのに俺はまたイッた。
尻弄られてイクなんて当然初めてで、トロトロ溢れるみたいに射精したけど、さっきより気持ちよかった。

「謙也には薬効きすぎるんやなぁ…」

「もうそろそろ止めときます?」

意地悪に財前が尻を触る。
まだ身体が熱い。
二回もイッたのにまだ身体が興奮状態のままなんがわかる。
さっきみたいに尻弄ってほしい。
もっと気持ちええことしてほしい。

「謙也、どうしてほしい?」

「や…あ…やや…」

「なあ、どうしてほしいん?」

二人がやらしい目で俺のこと見とる。
どうしてほしいかわかっとるくせに。
完全に理性が切れてやらしいことしたくてしゃあない俺は、正直に言うた。

「も、っと…きもちええこと、してや…」

床でヘバっとる俺を、二人が見下ろす。
二人も理性が切れとるんか、すぐに仰向けにされて足を広げられた。
尻の穴が丸見えの格好にされられるなんて恥ずかしいことされとるのに、むっちゃ興奮した。

「白石部長、俺からしてええですか」

「お前、少しは先輩に遠慮しいや」

「誰がここ慣らしたと思ってるんです。部長は乳首でも弄っててください」

「ったく、しゃーないなあ」

白石は俺の上半身を捲って乳首を弄りだした。

「あ、あ、やあ…」

「ちゃんと力抜くんやで、痛いのは謙也なんやから」

「なに、する、ん…」

「俺ので、気持ちよおしたりますよ」

「や、あ!なに!ひあぁあああッ!!!!」

いきなり財前のが突っ込まれて、俺の尻は痛くて痛くて悲鳴を上げた。
痛い、痛い。
容赦なく奥まで入れられて、みちみちありえへん音しとる。

「いた、あ!ひあ、いた、い…っ」

「力抜かんからっすわ」

「あ、いや、やあ…ああ!や、あああ!!」

白石が乳首を引っ掻いてきた。
その瞬間、一気に奥まで入れられた。

「あぁああああああ!!!!」

痛い、むっちゃ痛い。
痛くて痛くて意識飛ぶかと思った。
全部入ってから、財前は抜き差しやなくて中を広げるみたいにぐりぐりしてきた。
痛いのに、不思議とそれがだんだん気持ちよくなってくる。
しかも、さっきのええとこにたまにあたって気持ちええ。
もっとそこばっかしてほしい。

「ざい、ぜ…ひぁ、あ…」

「なんですか?」

「さっき、とこ…してやぁ…」

「おねだりの仕方がなっとらんですね」

「…っ、さっき、の…っ、きもちええとこ、ぐりぐりしてください…っ」

いくら薬のせいとはいえ、気持ちよおなりたい一心で恥ずかしいことも簡単に言える自分はほんまに淫乱やと思う。
そう言うてすぐに、さっきんとこ擦るみたいに中でちんこが動き回る。

「あああ…そこ、きもちええ…っ、」

「初めてやのに、気持ちよさそうやんなぁ」

「きもち、い…っ、ええよぉ…そこ、ええ…きもちいい…」

がくがく揺さぶられながら、俺はひたすら気持ちええって言いまくった。
やって、言うたら余計気持ちよおなれるんやもん。
もう口端からだらだら涎が出るくらい気持ちええんやもん。
完全に壊れとるやん、俺。
ほんまに壊れとるみたいに勝手にちんこがびくびくしとるし。

「あ、あ…っ、…また、へん…っ、ああ、あ!イきそ…っ」

「もうちょい楽しみたいんですけど」

「む、り…、ああ!イク!でる!あかぁ…あぁ…あぁあああ…っ!」

快感の波を抑え込むなんてできるわけない俺は、呆気ないほどすぐにイッた。

「もうちょい付き合うてくださいね」

「ひあ、あっ、あぁあ…、ああ…」

余韻に浸る間もなくその後何回か動かされる。
財前のが一番奥にきたとき、ドロドロて尻からなんかが逆流するような感覚がして、これが中出しなんやて思った。
腹ん中が熱い。
中が熱いのに興奮したんか、連動したみたいにちんこがまた勃ってきた。
引き抜かれた後になって尻もじんじんして、ちんこ咥えたそうに勝手にひくひくしとる。

「しら、いしの…いれて…」

気づけばそんなことを口走っとった。
尻の穴がみえるように足を広げておねだりして誘う。
白石はすぐに固いちんこを押し当ててくれた。

「あ、あああ…っ」

財前ので慣らされたそこに、今度は白石のがずぷずぷ入ってくる。
さっきと違って痛くなくて気持ちええ。
ああ、俺の尻はもう開発されてしもたんやな。

「謙也ん中、すごいな…とろとろ…」

「あっ…あん…しらいし、のも、きもちええよぉ…っ、おく、もっと、してやぁ…」

「こう?」

「あっ、ああん!あぁああ…ッ、そこ、あん…きもちええ…、きもちええ…っ」

気持ちよすぎてなんも考えられへん。
気持ちええ、むっちゃええ。
それしかわからんから、もうさっきよりやらしい声で喘ぎまくるしかでけへん。

「俺の、謙也さんので汚くなったからキレイにしてくださいね」

「う、んんぅ…」

さっきまで俺ん中入っとった財前のちんこを頭から咥える。
汚くてマズイはずのそれを夢中でしゃぶって自分から腰振りまくった。

「謙也はこないにやらしい子やったんやなぁ…」

「ちが、あ…っ、くすり、くす、り…っ」

「薬のせいにしたらあかんやろ。淫乱やっちゅーことに変わりはないんやから」

「やああん、あああっ!んぅ、ふあ、ああんっ!きもちええ…っ」

「やらしい謙也は激しい方が好きやろ?」

「あ―!!や、あああ!!あか、また…でる…っ、ひ、あ、ああ…ッ!」

いっぱい突かれて激しくされて、俺はまたイッた。
もう精液なんか出えへんからイッた感覚がしただけやけど。

「ざい、ぜ…いれて…」

それでもまだシたりん俺は、また財前のが欲しくなって必死におねだりする。
そんな俺を見て、二人は生唾飲んだ。
やらしい俺に欲情しとるんや。
ちんこ突っ込まれて悦んどる俺に、犯されるのが気持ちよくてしゃあない俺に。
それがなんでか嬉しい。

「せやったら、今度はバックでしたりましょか」

「ん…して、いっぱいして…」

言われるがまま、また犬の格好になって財前のが突っ込まれる。

「ひああ!あんッ、そ、こ、ええよぉ…っ!もっと、もっとしてやぁあ…!」

そんなやらしい俺をもっと見て欲しい、もっと俺に欲情してほしい。
気持ちよくてなんもかんもどうでもよくなった俺は、薬の効果が切れて気絶するまで二人と交わった。















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2011.4.10
思ったより謙也さんがえっちくなってくれなかったですorz
淫乱な謙也さんは初めて書いたんですが、はまりそうです(笑)
響さまリクエストありがとうございました!^^

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