「なぁー謙也さん、写メ撮らせて」 「別にええけど…なんで?」 「なんでって…そりゃ好きな人がいつもケータイで見れたら寂しくならんくてええですやん」 「そ、そっか…」 光の口からそないな言葉が聞けるとは思っとらんかったから、めっちゃ嬉しかった。 せやから、写メくらい何枚でも撮ったらええやんかて言うた。 やってまさか、あないな写メを撮られるなんて、このときは思っとらんかったんやから。 ※shame 「や、ひか、やめてや!」 「うわ、その表情えっろ」 カシッと、シャッター音が部屋に響いた。 光の部屋で、俺はボタンを開けたシャツ一枚の状態でベッドに横たわっとる。 もちろん下は履いとらんから、ちんこ丸見えの状態やった。 「ほら、足上げてくださいよ。恥ずかしいとこ撮ったりますから」 「や、そんな、あっ、やや…!」 光は俺の足を持ち上げてアナルが見えるようにしてまた写メった。 そないな恥ずかしいことされてなんで抵抗しんかっちゅーと、光の部屋に入った途端にタオルで手首縛られてベッドに繋がれて身動きとれんくなったからや。 自分でも、まさかこんな姿を写メられるて思っとらんかった。 てっきりピースしてニコッて笑っとるようなやつを撮るんやて思っとったのに。 「謙也さんの尻の穴、ひくひくしとるし」 「ぅ、いや、やあ…はずかしい…」 「そんなこと言うても、ここは恥ずかしいことされて喜んでますよ」 「あ!や、あ、ひぅ、あぁッ」 光は俺のちんこの先端をつつきながら、空いた手で写メを撮る。 微妙な力加減で不規則に弄られて、もっと刺激が欲しそうに勃起してきたちんこから先走りが垂れた。 「ひかる、お願いやからやめてや…」 「そんな顔しても、煽っとるようにしか見えへんっすわ」 先走りを指に絡めて、人指し指で先端をぐりぐり弄りながら笑う光。 俺に意地悪する光はほんま楽しそうやった。 「あ、やっぱムービーにしたろかな」 「やだ…!いやや!」 「謙也さんが射精するとこ撮ってあげますよ」 「あ、や、ああっ、ひか…っ」 ピピッと録画の音が聞こえた瞬間、光がいきなり激しく扱いてきた。 いきなりされて、反射的に背中が反る。 あかん、こんなんが光のケータイに残るなんて恥ずかしすぎる。 俺は快感に耐えるために歯をくいしばって全身に力を入れた。 「…っ、」 「はは、無理して堪えても無駄ですよ。もっといじめたなるんで」 「えッ…あ!や、なに、あああっ、ひあぁ、ああああっ」 その行動が光の可虐心に火を点けたんか、今度はアナルから指が入ってきた。 前立腺を確実に擦られて、はよ射精したいって主張しとる俺のちんこは、ぱんぱんに膨らんで無意識に震えとる。 「やぁ、あ、ひぐ…っ、あッふああっ!」 「ほんまエロい…顔真っ赤や」 「ひ、あ、おねが、ぁ…撮らん、でぇ…っ」 ケータイのカメラは俺の目の前にあって、明らかに俺の顔を撮影されとるってわかった。 恥ずかしいなんてもんやない。 恥ずかしさで死ねるでほんま。 「っ、あ、ふあっ、ああッ!」 「ええですよ、もっと声聞かせて」 「ひ、んん、っ…あ!あ、ぅ、ふあ、あ」 また声我慢しようと思っても、中でときどき曲がったりしながら出し入れされる指が気持ちよすぎて耐えられへん。 そんなに気持ちええとこばっか弄られたら出てまう。 後ろしか触ってへんのに、また早漏やって馬鹿にされてまう。 けど全身が痙攣し出して、もうすぐ射精しそうな感覚と吐精欲求で頭がいっぱいになる。 「あっあっでる…っ、ああっ、あ、けい、たいっ、ややぁ!」 「ケータイ?ああ、まだ録画してるんで大丈夫ですよ」 「ちが、ぁ…そ、ゆ、いみ、あああッ!」 「はあ?何言うとるかわからんのですけど。日本語で喋ってくださいよ」 「ひ、あぅう!や、イク、から、あ…けーた、ぃ!ややぁっあッあ…っや、あ、あああああっ」 呂律の回らない口で必死に録画止めてて頼んでも、光は更に指を増やして前立腺を擦ってきた。 もう我慢でけへんくて、ピュッと勢いよく出た精液が俺の腹にどろどろかかった。 同時に、ピピッと録画終了した音がした。 「謙也さん、早すぎ。録画時間めっちゃ余っとるし」 「う、さいわ…っ、はよこれほどいてや」 「ああ、すんませんけどまだするんで我慢しとってください」 「え、なにするん…?」 いつのまに持ってたのか、光はズボンからローション取り出して自分の指に塗りたくった。 そないなことして何するつもりや。 そう思ったのも束の間、いきなりアナルに冷たいもんが塗られて、反射的に肩がびくって震えた。 「ひゃ、あ!つめたっ!」 「我慢してくださいよ、痛いのは謙也さんなんすから」 痛いのは俺? 一瞬、光が何言うとるのかわからんかった。 せやけど、すぐにその意味を理解し始めた。 「ひかる、まさか…」 「まさかって、最後までせんと思うとったんすか?」 「え、やって撮りながらとか無理やんか…っ」 「ああ、俺器用なんでそれぐらいできますよ」 いきなり俺の足を高く持ち上げて、光はベルトを緩めて覆い被さってきた。 あかん、ガチで最後までする気や。 「いやや!それだけは堪忍してや!」 「嫌がると余計興奮するて言うたのに…そないに煽って、ほんまはしてほしいんじゃないんすか?」 「ちが…っ、ほんまに!や、やや!おねがいやから、やめ、あああああああ!!!!」 ほんまに嫌やったのに、光は容赦なくちんこを一気に突っ込んだ。 アナルが壊れるんやないかってくらいの衝撃が走って、息するのも精一杯。 やのに光は余裕の表情で腰を突き動かしながらカメラを俺に向けた。 「んじゃ、写メるんで」 「やや!あ、ひああッ!おねが、やめっ、…ああ!!」 「謙也さん、ほんま嫌がるの止めたほうがええですよ…エロすぎ…」 「せや、けど、あッ…や、ああ、やや、もん…!」 抵抗しても光を煽るだけやってわかっとるけど、他にどないしたらええんかわからへん。 やって抵抗せんでも撮られるやんか。 スイッチの入った光は俺をいじめたくてしゃあないって顔しとるし。 「ほんまやらしい…あ、繋がっとるとこ撮ったろ」 「そんな、とこ…っあぁあ…はぁ、いややぁ…っ、撮らんといて…」 「撮るなて言われると撮りたなりますよね」 カシッてカメラの音が聞こえた。 繋がっとるとこまで撮るとか、もう恥ずかしすぎる。 頭に熱が集まってく感覚がして、きっと今顔真っ赤やてわかる。 「ぅあ…っ、あ!ひ、ふあ、あッ!」 「謙也さんのここ、とろとろですやん。これも記念に写メったりますわ」 「ひあ!や、ぁっ、ああ、ん、あ…っ」 「うわ、我慢汁出とるし」 そんなことわざわざ言わんでも見たらわかるのに、光はあえて言うて俺が恥ずかしがるのを楽しんどる。 もはやドS通り越して変態や。 って、恥ずかしいのにちんこ勃てとる俺も大概変態やと思うけど。 「あ…あぁああ…」 「あ、謙也さんの好きなとこ、ここでしたっけ?」 「ふああっ!あ、ぁ、あか、あぁあッ!」 前立腺を突かれて早くも吐精感に襲われた。 抉るように擦りつけられて、気持ちええとしか考えられんくなる。 「気持ちええですか?」 「は、ああ!い、く…ッ、も、でる、から、ぁ…や、やめ、ああ!」 「出してええですよ、俺もそろそろヤバイんで…」 「は、あ、そこ…ばっか、あ、や、あっ…でる…っ、あッああぁああああッ!!」 俺が出した瞬間、光のが引き抜かれて腹に熱いもんがかけられた。 またカメラの音がして、イキ顔写メられたんやって思ったけど、疲れ果てて俺はそのまま気を失うように寝てしもた。 「ふぁ…?」 「あ、起きました?」 目が覚めると、目の前には光の顔があって、何やらケータイいじっとった。 ケータイ…ってさっきの写メ! 「光!さっきの写メはどないしたん!?」 「写メ?ああ、あれなら全部消しましたよ」 「ええ!?」 「やってブレまくりで綺麗に撮れんかったんで」 綺麗に撮れとったら保存するっちゅー意味やんな。 それはそれで嫌や。 「っちゅーわけで、今度は謙也さんがオナニーしとるとこ撮るんで」 「は!?」 「拒否権なんかないですよ。ムービーは保存したんで、嫌とか言うならこれ白石部長に見せますよ」 「なっ!消した言うたやんか!」 「写メは消しましたよ?」 光はニッコリと黒い笑みを浮かべた。 ああ、しもた。 そうや、光はこういう性格や。 「というわけで、次はちゃんと撮らせてくださいね」 その後、どうやって光からケータイを奪おうか数日間考えたけど、それが無意味やったっちゅーことはまあ、言うまでもないな。 ―――――― 2011.1.5 光がなんか変態っぽくてスミマセン…。 謙也さんいじめるの楽しかったw ちなみに謙也さんがひとりでしてるとこ撮られちゃう続き shame2 戻 表紙 |