もしもヘタレ幸村で幸村(→→→→→→→)主だったら 「でねー?氷帝とー、立海を跨ぐCPの代表的存在としてはブン太君とジローだと思うんだけどどう思う?」 「確かにそれは同意しよう。 更に言うなら俺は跡部と仁王もそこはかとなくいい雰囲気を醸し出していると思うのだがどうだろう。」 「あー、確かにその二人はアダルティ組としてカテゴライズしてるよ。」 「撫子さん、残念ながら二人とも同級生だ。」 「あれ?そうだっけ。」 撫子と柳が練習試合の会話をぬって腐的な会話なう。 とてもハッスルハッスルしている。 腐っている同士の会話でハッスルしないわけがない。 「椿崎さーん、とても楽しそうな話をしているねぇ?俺も混ぜてくれるかい?」 「「精市(君)!?」」 「フフフ、そんなに驚かなくてもいいでしょ。」 「いや…ね?今の会話は腐っていまして…。フェッ!?」 反論を言おうとした撫子の頬を抓りながらもとても爽やかな笑顔を披露。 「俺の言う事が聞けないの?そんなこと言うのはこの口だったりするのかな? それより仕事の方は大丈夫なのかい?」 「すすすすすす、すみませんでしたぁ!!言いつけどおりに精市君で妄想なんてしてませんから! あ、そうですね!あれですね!!マスターと話をして仕事をさぼって申し訳ありませんでしたぁあ!!!」 「あ…。」 撫子は脱兎の如くその場を逃げ出した。 「………精市、この結果で満足か?」 「満足する訳ないだろ!?あー、もうなんでこんなことになるかないつもいつも…。」 「…精市、愚痴なら氷帝の目が届かないところで聞こう。 こんなヘタレなところ他校には見せられない。」 「柳…それは辛辣って言うんだよ?」 幸村は促されるまま氷帝が用意した部室へと退場。 「まったく…自分が何故撫子さんに避けられているか知っているだろう。何故わざわざ地雷を踏むようなことをするんだ?」 「だって…恥ず―――」 「恥ずかしくて、照れ隠しを…と精市は言う。確かにその行動は分かるが、仁王もそれを撫子さんにないしてやっていたが全くの逆効果だったことを忘れたか?」 「う…忘れて何てないけど……。」 「だったら自分の気持ちに素直になって行動すればいいではないか。」 「それをしたらさっき見たいになったんじゃないか。話したいと思って話しかけたらあからさまに避けられるし。」 「それはタイミングが悪い。」 「口答えしてきたからちょっと怒っちゃったけど…。」 「…………。」 「でもその後仕事は大丈夫なのかって心配してあげたんだよ!?俺、凄い気使ったんだよ!?」 「…それは、…幸村の第一印象を受けてからそんなこと言われると脅し以外の何物にも聞こえないぞ。」 「なんで!?」 「………回答を拒否する。」 「柳酷いよ!! うー…なんで俺、意地悪ばっかりしちゃうんだろ…もっと優しくしたいのに、なんでかなぁ…? 俺って神の子って呼ばれるぐらいだから慈悲には長けてると思うんだけどなぁ…うーん……。」 「そこまで言うのなら俺が撫子さんを呼んでやろう。」 「え!?ちょ、柳待って!!」 「だが断る。 …撫子さーん。」 柳が扉を開けて撫子の名を呼ぶ。 それに反応した撫子が柳の方にやってきた。 これからドリンクを氷帝メンバーに届けに行くようで重そうなものを抱えながらこちらへと来た。 「何かね、マスター?」 「精市が撫子さんに話があるようだ。」 「!?……なんでしょうか幸村様…?」 「え?………特にないけど?何となく呼んでみただけー。」 「なん…だと!?私の仕事を邪魔した挙句、わざわざマスターに私を呼ばせるとは!!精市君マジキチ!!」 「え?何か言った?」 「いえ!?なにも言ってませんけど!?何もないなら私は行くね!!」 脱兎の如く(ry 「……精市、この結果で満z――。」 「くするわけないだろ!? 俺ってなんでこんななのかな!?重そうなドリンクを抱えてたから持ってあげることだってできたのに!俺、パワーSなんだよ!?」 「……そうか、精市…一つ言っていいか?」 「なに?」 「一生やってろ。」 ――――――――――――― 500000hit企画第8弾 紫苑様リクエスト「本当は好きなのについつい意地悪して自己嫌悪するヘタレ幸村/幸村(→→→→→→→)主」でした。 上手くヘタレを表現できているか不安ですが…こんな感じになりました…。 多分、柳はこんな幸村を見ていてイラっとしていると思います← [mokuji] |