もしもブン太とジャッカルが腐男子だったら ※話の途中から沢山の量の『w』が乱舞します。苦手な方は注意。 あーあー、俺丸井ブン太と俺のパートナー、ジャッカルは腐っている。所謂腐男子。 そんな俺達の今のブームは氷帝テニス部マネージャー、椿崎撫子の安定の右側NLを考えることだ。 今は立海と氷帝と四天宝寺との練習試合をしていて、ブン太とジャッカルは暫しの休憩時間。 「ジャッカル……。」 「あぁ、分かっている。それは有りだ。」 「だろぃ?フラグが立ってる、これは収集するしかねぇだろぃ。」 「どうする?これから俺達は試合が入ってるが、そのフラグを一回まとめておく必要があると思うんだが…。」 「任せろぃ、休憩時間なんて俺が確保してやるぜ。 ……柳ー、ちょっと俺とジャッカルに作戦を考える時間作ってくれねぇか?」 「…何故だ?」 「ジャッカルと少し意見が分かれちまったんだよぃ。このまま試合するときっと負けるぜ?」 「先ほどから何か言い合っていたのはそれだったのか。許可しよう、他の学校には俺が伝えておく。」 「シクヨロ!!ジャッカルあっちに行って話そうぜ?」 「あぁ。」 二人は許可を取り、話し合いの時間を確保した。 確保して、場所を少し移動している間にも撫子の観察は怠らない。 今は柳にブン太とジャッカルに暫しの休憩時間を設けたと言うことの報告を受けているようだ。 「とりあえず整理しようぜ。今の椿崎のCPは氷帝全員と柳に赤也、仁王に幸村君、四天宝寺では白石と財前が今んとこ今日の練習で関わってるっぽいから成立するはずだぜぃ。」 「あぁ、確かにそれは固い。」 「だろぃ?椿崎はこっちの奴の癖に行動力があるから妄想には困んねぇぜ。 柳との長身CPなんて迫力がありすぎてなんだ?もう中学生の清いCPには見えねぇぜ!!大人の関係ってか!?」 「そんなこと言うんだったら俺は白石が推しメンだ。二人共のサイトでそういうネタを扱っているから簡単にそうなるんじゃねーか?」 「んー…確かにそうだけどよぃ……どっちも知識が豊富過ぎて、自重しなさ過ぎてそういう関係よりそう言うネタをバンバン言い合って展開には発展しないCPに思えるんだけど…?」 「確かに一理あるな。だったら跡部なんてどうだ?あのナルシ、女タラシ…スキルは椿崎にとっても来るものがあるんじゃないか?」 「いや、跡部とは絶対喧嘩ップルだ。だってよぃ、この前の練習試合でドロップキックを椿崎が跡部に食らわしてるシーンを見たことあるしな。」 「そういえばそうだったな。やっぱり安定の柳になるか。」 「だろぃ、それよりも俺は今、赤也とかジロ君とかそういう椿崎よりも小さい奴らを推しメンにしたいぜぃ!!」 「でも椿崎より身長の小さい奴は椿崎が右になることは難しいんじゃねーか?元々椿崎は男前設定だからな。」 「バッカ、小さいからいいんじゃねーか!!その時の男子側のコンプレックスを刺激してその男子側のコンプレックスを許容している範囲を超えた後の展開…いいじゃねーかよぃ。」 「ッ!?すまない、そこまで妄想してなかった。俺はまだまだ未熟だな。」 「ジャッカルが俺と並ぼうだなんて早いぜ!ジャッカルは俺に影響されてこっちの道に入ったんだからな。 と言うか今ものすごい事思いついた。」 「なんだ?」 「椿崎は未だに恋をしたこと無くて、俺達の推しメンに恋をしたのに『私何かの病気かな』って言ってたら禿萌えるww」 「ちょ、おまww それは天然が言う事だろ、椿崎流石にそう言う知識持ってるって!」 「いや、分かんねぇぜ?なんせ男子特有の好きな子には意地悪したくなるっていう行動を二次創作の副産物だと思ってたぐらいだからな。」 「確かに!盲点だったぜ!!」 「フーィ、天才的☆ ってそんなことより今日のお題を考えようぜ!!」 「お?今日はなんだ?」 「今日まで散々妄想をしてきて仁王×なんて前菜としてご馳走様な域だぜぃ?幼馴染CP美味しいじゃねーか。ヘタレ仁王がヤベェぜ、俺の妄想かなり萌える。いつかぜってぇコミケで出品してやる。 でだ、今回は禁断のCPに手をだそうぜぃ!!」 「禁断のCP…だと!?…ハッまさか!!」 「そうだぜぃ!幸村君×椿崎だ!!やったなジャッカル、CPが増えるよ!!www」 「オイ馬鹿やめろww なんて命知らずなッ椿崎だってあんなに大っぴらにして禁止を食らってるのにやるのか!?ばれた時が俺達死ぬぞ!?」 「馬鹿野郎!!危険を顧みずに腐男子なんてやってられっか!!危険を冒しての方が寄り萌え上がる!!」 「ッ!!……ブン太…俺は今真理の扉を開けた気がするぜ!」 「さぁ!ジャッカル、お前の妄想を言ってみな!!」 「あぁ、そうさせてもらうぜ!ファイヤァアア!! …とりあえず椿崎は幸村を怖がっているだろ?だけど怖がっていても幸村には惹かれててもいいと思うんだ。」 「確かにな、椿崎をあんなに恐怖に陥れてんのは幸村君と氷帝の滝…あたりだよな。 その支配されてる感がたまんなかったりする、というのはどうだろぃ?」 「マジかよww それ椿崎ドMフラグじゃねーかwww」 「あww まぁ、いいんじゃねーか?ドMの才能があるドSってことでwww」 「ブン太、お前が神かwww」 「でも幸村君も何考えてんのかよく分かんねぇ時あんだよな。 幸村君を甘ネタにするのは無理があったかッ!!」 「諦めたら試合終了だ!!こういう時こそ三つ巴戦法をとるんだ!!最後には必ず甘くなるッ!!」 「っジャッカル、お前最高!!三つ巴か…だったらもう一人は滝だろぃ。 滝が一歩リードしてて、幸村君はそれを見ててイライラしてて、滝はその幸村君の様子をみてニヤニヤしてんだぜww」 「性格悪いなそれw だけど有りだ。でもその後にそれって嫉妬って言うんだよっつって道の手ほどきをすればよくね?」 「いいな!それ!!で椿崎の方は方で『最近幸村君が怖い』とか言って滝に相談とかしててその怖い原因を言って、椿崎の方にも恋を自覚させて二人がくっ付けばいい!!」 「おお!!それはいいじゃねーか!っつか三つ巴どこ行ったww」 「あwww 萌えたらそれで良いんだよ!!三つ巴なら白石と財前辺りで取り合えばいいんじゃね?」 「適当過ぎるwww」 「丸井君にジャッカル君。」 「「!?」」 二人が熱く話し合ってる時に撫子がやって来た。 「白熱した話し合いだけど結論は出そうかね?」 「あ、あぁ…出そうだぜ?な、ジャッカル。」 「あぁ、ばっちりだぜ。」 「そう、それは良かった。はい、これドリンク。いい加減コートに入んないと幸村君とか怒っちゃうよー。」 「お、ぅ!!これ一口飲んだら入るぜ、サンキュな!」 「マネ業お疲れ様だぜ。」 「どういたしまして!!ジャッカル君、君だけだよそういう事を言ってくれる人はッ!!」 (ブン太×椿崎でもいけるな) (ジャッカル×椿崎でも美味しそうじゃね?) (ジャッカル君×丸井君…丸井君×ジャッカル君、ゴチになります!!!) ―――――――――――――― 400000hit企画第10弾 ふうこ様リクエスト「丸井くんとジャッカルくんが隠れ腐男子設定/誰にもバレず/主と他テニス部レギュラーとのCP妄想で語り合っている/氷立四それぞれから何人かのキャラ」でした。 案外難しかったCP戦争? というよりも男女でCPをつくるなら何となく普通の人でもしてそうなイメージがあったのですが、これを書いててこんな風に妄想として繰り広げてたら何となく腐男子なイメージですね。 [mokuji] |