青春少女の人間交遊 氷帝学園三年H組の教室で殺気が二つ。 それは人類最強の娘と裏世界で有名な椿崎撫子のものと、少女趣味の弟子と名高い忍足侑士のもの。 いつもの情景ながら一触即発である。 「よー、久しぶり。お前、人殺してねぇよな?」 「しとらんしとらん。出来るはずないやん。撫子が居るし、何よりロリが居らん。」 朝の挨拶「おはよう」でもなく第一声がコレ。 何と物騒な。 「私だってアンタの呼吸を止めるつもりはないけどさぁ、母さんがうっさいんだよ。監視しとけって、 しかし…お前なぁ、いくら弟子だからって幼女趣味までお揃いにしなくてもいいんじゃん?」 「いやいや、ロリを狙うんは俺の本質や。 それよりもほんま何日ぶりや?学校来るの。」 「あー?んー…10日振りか?最近母さんに拉致られて拉致られて…。もう今日学校に来れたのも奇跡に近いよ…。」 「娘も大変やなぁ。 ちゅーか、撫子はまだ単独で請負はしてないんやな。」 「うん、なんていうか…母さん過保護でね。まぁ、ぶっちゃけ?私零崎めいた成分があるからね。暴走しない様に、予防。」 物凄く重要そうな事をさらりと言い放った。 「マジでか!?」 本家零崎の忍足でさえ知らなかったようだ。 「実はな。忘却無名って言うんだが、知らねー?」 「あー!?それ撫子なんか!?」 「暴走したのは一瞬ですぐに母さんに止められたからねぇ。」 「うわー…兄ちゃんらに聞いたことあったわ。零崎でありながら呼吸をせんでも大丈夫な特殊な女って…あー、それ撫子の事やったんか。」 「そうそう、だから私は忍足の呼吸には寛容だったりするんだよね。」 「やからか…呼吸に寛容とか珍しい奴やなって思っとったわ。」 「あはははー、っとマスターから着信が…。」 忍足と対話中に着信が来た。 相手は元サイバーテロ集団、元チームのメンバー、凶獣と共に探査担当だった柳蓮二からの着信。 『久しいな撫子さん。』 「よぅ、前々回辺りは有力な情報ありがとう!一回請負無料券を贈呈するよ!!」 『それは嬉しいな。』 「で?なんなんだね?」 『あぁ、今撫子さんが存在しているところは学校の確率71%だと思い電話をしたのだが、今どこだ?』 「マスターの予想通り学校だけど、なに?氷帝に何か用があるのかね?」 『跡部…四神一鏡の一片を担う跡部家の嫡男は学校に居るか?』 「跡部?………なぁ、忍足。跡部居る?」 「あー…今日は見とらへんなぁ。」 「そっか…見てないって、それがどうした?」 『確率的には38%なのだが、不安が残る。 もしかしたら跡部景吾は誘拐されてるかもしれない。』 「ハァ!?ちょ、マスターそれどういう事!?」 『いつも一桁台の誘拐の確率はあるのだが、今回だけは群を抜いて高いんだ。だから不安になってな。』 「ちょ、今から確かめるから!!後でもう一回かけ直すから!!」 『あぁ、頼んだ。』 柳との会話をぶっちぎって跡部が居るはずのA組へと足を急がせる。 「子猫ちゃんS&舎弟共、跡部は居るか!?」 「お姉様っ!!お久しぶりです!! 跡部様はまだ来られてませんわ。」 「そう、ありがとう。」 言葉短めにA組から去り、今度は跡部のケータイにかけてみる。 しかし、繋がらない。 「……これは、フラグじゃね?」 撫子は柳にかけ直す。 『どうだった?』 「…一級フラグ建築士でした。」 『そうか…俺は情報を集めよう。死線の蒼にも協力を煽ってみる。』 「おー、ありがとう。」 撫子は自分のクラスに戻り忍足に告げる。 跡部が誘拐された、と。 「なん…やと? それ、ヤバいんとちゃう?」 「うん、かなりやばい。 跡部は俺様だからなー、誘拐した相手にも怯むことなくふんぞり返ってんだろうねー…。」 「簡単に想像出来てまうわー…。」 「跡部も裏世界の住民だっつっても、ほとんど表世界じゃねーか、戦闘能力もねークセに噛み付くんだから。」 「ホンマになぁ、やけど…そんな跡部でも撫子、今から助けに行くんやろ?」 「ま、ね…母さんには内緒で。」 「バレたらやないんとちゃう?」 「かなりやばいわ…多分ER3システムに転校させられる。」 「ブハッ、ホンマか…。」 「まー、でもヘマやらかさなかったら大丈夫。 ここで友達を助けなかったら私は一生後悔するだろうからね。」 「ほー、デレか。 撫子が跡部を友達呼ばわりするん珍しいな。」 「……忍足の癖に上げ足をとるな。 それとお前、来る?」 「んー、行こうか。友達の危機や。」 「友達の危機には駆けつけないと、人類じゃねーよな。」 撫子と忍足は学校を適当な理由で早退。 頭が腹痛で、 腹が頭痛で、 と、ホント適当に。 それから今度は柳からメールが来た。 跡部の居場所が分かったらしい。 地図の画像と共に、誘拐犯の規模の情報が送られてきた。 「うわ、忍足ヤベェぜ。誘拐犯100人超えだって、」 「は?何でそんなに人数が居るんやせいぜい10人や思うとったんやけど。」 「なんか、外国のマフィア的な何かが関わってんだって、で場所がそれらのアジト。」 「黒執事思い出すのは私だけ?」 「確かに、跡部がシエル坊ちゃん?」 「うわ、あんなのとショタを一緒にしないでくれ。……さて、応援呼ぶよ。」 撫子はケータイを取り出して応援を呼ぶ。 「おい、ちょっと私の所まで今すぐ来い。は?無理?なんで?お前、昔私にしたこと忘れてねぇよな?私、約束を守って母さんにはちくってないけど…お前が今直ぐ私の所に来なかったら、チクる。あー、怖いなぁ、母さんどんなふうに怒るだろうーなぁ?それが嫌だったら、今すぐ来い。あ、相方も連れてこいよ。約100人の武装した人間と殺りあうから。あ?跡部が誘拐されたんだよ!!どーでもいいからさっさと来やがれ!!」 ブチリと切って、ポケットにしまう。 「…いつもながら不憫やな。」 「いつもの事だからおk!! っと私も戦闘準備をしようかな。」 パララパッパラー、と何処からともなく取り出したのは忘却無名。 それを今履いているローファーを脱ぎ捨てて履きなおした。 「よし、パーペキ!! これで元気百倍撫子ちゃん!!よし、このままそのアジトまでダッシュ!!」 「ちょ、待っ撫子ー!!そんなピンヒールでなんでそんなに早ぅ走れるんやー!!」 忍足も撫子を追う様に走り出した。 そして、アジト前。 そこには財前と仁王と柳生が居た。 「撫子さん!お供しますわ!!」 「おぉ、光君流石私の闇口!!行動が的確!!」 「嬉しい言葉っすわ!」 「って言うか仁王お前、凄いな流石匂宮雑技団とでも言っとくよ。」 「本気出したぜよ…。チクられたらたまったもんじゃないからのぅ。」 「あははははー、さて、援軍もみんな来たし、突撃しますかね。 とりあえずマスターが言うには誘拐犯は散々悪いことしてる所らしいから殺っちゃっても大丈夫。最終目的は、跡部景吾の救出。」 「了解ですよ、椿崎さん。」 それぞれ了解と、 「ありがとね。跡部救出したら焼肉でも奢ってもらおうか。」 「…殺戮した後に焼肉か……。」 「忍足の言葉はスルーしてレッツ突撃ー!!」 「「「イエッサー!!」」」 撫子はノック代わりに入り口を閉ざしていた鉄格子を蹴り飛ばし、大きな音を立てた。 そうしたらアジトの中から出てくるわ出てくるわ、銃とかなんか色々持ってきた人々。 「忍足ぃ、ロリが居ないのは残念だけど、枷外して呼吸してねぇ。」 「はー、こんなに早よぅ外すことになる思わんかったけど、友達の為やから…しゃーないなぁ。」 「むしろ外さなかったら何しに来たんだよって話だよ。」 「まー、ここは俺に任せて奥行きぃや。流れ弾食らうで?」 「それはご勘弁、じゃー、任せた。」 忍足を置いてその他の人はアジトの中へ。 「ハァァ…自分ら、相手は俺やろぅ?何撫子らを追いかけようとしとるんや…その場に止まんねぇやぁ?」 敵は撫子達を追いかけようとしたが、忍足が言葉を紡いだ瞬間にその場に縫い止められたかのように動くことが出来なかった。 「「「!?」」」 何故、動けないのか。それは簡単なこと。 忍足は少女趣味の弟子。 つまり音使い。 脳を支配し、体を支配する。 声が聞こえなくても、音の波紋を一瞬でも浴びてしまったらそれでいい。 それで下準備は終了したことになる。 あとは忍足が呟くように言霊を呟けば、支配できるのだ。 「自分ら、表世界の人間やな?俺らに重火器効く思うとるとか、無様や…。 さぁ、時間はとらせん。自分ら、もっとるモン口に咥え?そしたら引き金、引きぃ…それで終いや。」 忍足がゆっくりと言葉を紡いで、 紡いだだけなのに敵は逆らうことが出来ず、忍足に従うことになる。 それから自らの手で、命を絶った。とてもあっけない終わり方。戦って華々しく散るだなんて、出来なかった。 「あっけないなぁ、…自分らにはあっけない終わり方が似合いやけど。 まぁ…鎮魂歌だけは歌ってやるわ。俺を恨まんといてや?」 ―― ――――― 「ところで撫子さん、勝手にこんなんしても大丈夫なんですか?」 財前はそれなりに行動を共にしているので、撫子が今まで単独で請負をしたこと無いことを知っている。 「ぶっちゃけヤバい。しかし、そうは言ってられないのが今だからだいじょーぶ!!」 会話をしていたらぞろぞろ出てくる敵。 「チ、何人いんだよ。100人どころじゃねーよ!!マスターに騙された!!」 「まー、あれっすわ一人見たら100人いるみたいな名言ありますわ。」 「それ…Gのことじゃろ…。 ま、此処は俺らに任せんしゃい。食い止めちゃるけぇ。」 「ですね、椿崎さん、逃走経路だけは確保しておきます。」 「よし、任せた!!」 更に二人、アジトの広間的なところで置いて行った。 撫子と財前はさらに奥へ。 「さぁ、やーぎゅ…今日はどうやって戦おうかのぉ?」 「そうですねぇ、……丁度いいです。仁王君、黒執事のセバスチャンみたいに殺ってしまいましょう。」 「りょーかいじゃ、援護頼んだぜよ。」 仁王は簡単に体を伸ばして、それからイリュージョン。 外見は黒づくめの執事服。 それから武器はナイフとかフォークとか。 目の前で姿が変わった仁王に敵は一瞬驚いたが、形が変わっただけということで怯まず銃を突きつける。 そして発砲、 しかし仁王は食らわない。食らうどころか逆に敵に食らわせている。 それから柳生は何をしているのかと言うと、仁王を目で追っているだけ。 居っているだけ? それはちょっと違う。 仁王は外見こそ変えることは出来ても、力は人並み、人より少し上程度。 だからこそ、柳生の援護が必要。 柳生は簡単な話、人形士。 潜在能力を十分発揮させることが出来、さらに思い通りに操ることが出来る。 二人はバディーを組んでやっと立派な殺し屋となれる。 「匂宮雑技団の一員たるものこの程度のことが出来なくてどうします?」 仁王がこう呟くころには既に生きてる人は仁王と柳生だけ。 「お疲れ様です仁王君。」 「ホンマお疲れじゃ…これ絶対次の日筋肉痛になるけぇ……。」 「それは仕方ないですよ。だって、本来なら発揮できない身体能力を無理やり引き出しているのですから。」 「まー…しょーがないのぉ。」 ――――― ―― 「さて、光君。」 「了解っすわ。」 撫子が短く指示をすると財前は内容を聞くこともせず、動いた。 「はてさて、跡部は生きてるのかなぁ?」 一番奥の部屋の前についた。 それから固く閉ざされてある扉だったので、蹴破ることにした。 「こーんにーちはぁあ!!っと、」 「「「!?」」」 「だ、誰だ!?」 銃を持った奴らは撫子に照準を合わせた。 撫子は両手をヒラヒラ振って武器を持ってないことをアピールする。 「名乗るほどのものではないですよ。ただただ人類最強の娘ってだけで…あ、でも完璧に表世界のお前らは知らねーか。 ま、一介の小娘だと思ってくれたらいいですよっと。」 「ただの娘がここまでたどり着けるわけないだろう!!」 「じゃーもう、どうとでも認識しといてよ。どうせアンタら死ぬんだし。 跡部ー、生きてるー?お迎えにあがりましたケイゴ坊ちゃんプゲラクク…ッ。」 周りのメンツはどうでもいいって感じで撫子は跡部に話しかける。 「アーン?…椿崎よく来るつもりになったな。」 死んではいなかったようだ。 ただ、少々暴力を振られた様で外傷が見られた。 撫子はそれを見て頭に血が上りそうになったが、自重自重。 「生意気な口だなぁ、死んでもらってちゃ困るけど、掘られるぐらいはしとけばよかったのに。」 「冗談言ってんじゃねーよ。 さっさと俺様を助けろ。」 「あー、助ける助ける。その代り焼肉奢れよ。」 「最高級なの奢ってやるぜ。」 「おま、お前ら黙れ!!女に用はねぇ殺っちまえ!!」 ボス的な誰かが、そう指示をして銃弾が撫子めがけて飛んでくる。 「ッ撫子ー!!!」 跡部の悲痛な叫びが銃弾が発せられた時の音にかき消された。 撫子が居たところは靄がかかる。 それからハチの巣になっただろうと言う時に銃撃はとまった。 撫子はもう死んでしまったのだろうか。 靄が消えた時、そこに現れたのは、自分の両足でしっかりと立っている撫子の姿。 ハチの巣になんてなっていない。 むしろ、外傷すらしていない。 「いきなり女に銃弾浴びせるってどうよ。びっくりしたじゃねーの。」 「なッ何故だ!!何故死んでいない!!」 「ハァ?んなもん当たる前に避ければいい話だろーが!!」 「それ出来るのはお前と人類最強ぐらいだ。」 「あはー、そろそろ人間やめるべきか? ま、ちょっと待ってろ。こいつらのめして助けてやんよ。」 有言実行、撫子は地面を蹴って一気に跳躍。 それから首をへし折ったり? まぁ、それなりに戦う。 「お前ら、バカだねー、銃を過信しすぎ、接近戦では使えないって常識でしょう。ナイフ位隠し持ってないと、 それ以前に…人類最強の娘に武器が通じると思ってんじゃねーよ。ボケ。」 片付けて、撫子は一歩一歩、カツカツと軽快な音を鳴らして跡部に近づいていく。 「く、来るなぁ!!」 腰が抜けたようで、床に座り込んでいるボス。 「いや、行くし。跡部助けれないじゃん。 って言うかお前、丸腰?うっそ、バカ?どんだけ自分の部下を信頼してんだよ。」 跡部に近づいて、縛っていた縄を切って、解放。 「あ、しまった。イケメン束縛なう写メしとくんだった…。」 「馬鹿か。」 「馬鹿って言った方が馬鹿なんですぅ。 っとお前何逃げようとしてんの?」 今だ、と言わんばかりに逃げようとしたボス。 しかし不審な動きに気付いた撫子が思いっきり蹴り飛ばし、それからピンヒールで額を踏みつける。 徐々に体重をかけて、喰い込んでいく。 「イダい、イダイぃいいいッ!!!」 「あはー?お前、私の友達に手ぇだしてただで済むと思ってんの?しかも跡部って…四神一鏡が牙向くぞ。」 「ッ…グフ……。」 窮地に立たされていたボスがいきなり不敵に笑いだした。 「なんだよ、グフって…気持ち悪いな。」 「お前らもここで死ぬんだよ! 俺の心臓の鼓動が止まった瞬間、このアジトに仕掛けてある爆弾が爆発して全部おさらばだ!!」 「なッなんだと!? …って言うと思った?やっぱ君はバカだ。」 一瞬だけ驚いた顔をした撫子だったが、すぐに戻った。 「そんなの気づいてたっつーの。 つーわけで、私の光君がその仕掛けぜーんぶ解除してくれました!」 「撫子さん、全部解除しときましたわ。」 撫子の言葉とほぼ同時に、財前が部屋の中に入ってきた。 役目を終えたようで、とても笑顔である。 「ありがとー、ご褒美何が欲しい?」 「あー、とりあえずそこのおっさん場所代われっすわ。」 「なっ!?嘘…だろ!?」 今度驚くのはボス。 最終手段が解除されたのだから。 「嘘とかありえねぇっつーの! 私の闇口を甘く見るんじゃねーぞ?表世界のおっさん如きが、」 「っ……。」 「ったく笑い話にもならないわぁ。表世界如きが私達にちょっかいを出すなんて地球が滅亡する位早いわ。 行くよー、光君、跡部。」 二人を引き連れて、部屋から出ようと扉へ向かう。 「あ、この銃あげる。弾は一発しか入ってないけど…使用用途、分かるよね?」 撫子はその辺に転がっていた銃を投げ渡した。 ボスはそれを構えて、撫子に向けてきた。 「う、うわぁあああ!!!!」 「おいおい、自決用だっつーの!私の友達に手を挙げたこと、」 弾が一発撫子に向かって発せられたが軽々と避け。 それから瞬間移動の如く男に近づいて、 「…―――死んで詫びろ。」 頭を床に叩きつけて、終わり。 「さぁ、帰ろうか。」 やってきた道を今度は帰る。 「そう言えば椿崎、俺を友達だと言ったな。 まさかそんな認識されてるなんて思ってもみなかったぜ。」 「そう言う君こそ私が銃弾にまみれた時私の名前叫んだよね。なに?撫子って呼びたいの?」 「その場のノリだ。アーン?」 「跡部さん、もし撫子さんを呼び捨てなんかしたら殺しますから。」 「…………………。」 案外本気のトーンで言ったぞ財前…。 「あぁ!仁王に、柳生に忍足ではないか、お疲れー!!」 屋敷を出てみると門の辺りに三人の姿があった。 「おぉ、無事に救出か、よかったよかった。 跡部ぇ…もう誘拐されんなや?」 「好きで誘拐されたわけじゃねーよ。」 「まーまー、何はともあれ無事だったんだから。 よし跡部、高級焼肉奢りたまえ!!みんなー!食うぞ!!」 「「「イエッサー!」」」 ――――――――― 500000hit企画第58弾 燐様リクエスト「テニスの青春シリーズ/戯言のパロ的な話」でした。 物凄く長くなってしまい申し訳ないッ!! だかしかし、書いていてとても楽しかったですw 設定を下に乗っけておきます^^ 主 ほとんど『戯言シリーズの世界へ行って来た』の設定と一緒。 違うのは人類最強の娘であると言う事と、零崎を制御出来かけてると言う事。 跡部 四神一鏡の一角的な 忍足 零崎一賊 零崎曲識の弟子 武器は音(声) 聞こえていなくても波紋さえ届いていればいいので結構な距離まで支配できる。 忍足侑士の二つ名は…「不死憎悪(エターナルビースト)」 財前 闇口 主に仕えている 財前光の二つ名は…「冥界係数(エレメンタルテンペスト)」 仁王 匂宮雑技団 外見のみ色々変化できる。 仁王雅治の二つ名は…「焚刑幽鬼(シャドウインフェルノ)」 柳生 匂宮雑技団 潜在能力お最大限に引き出しながら支配できる。(この能力今思い返せば時宮よりだよね←) 柳生比呂士の二つ名は…「閃光喜劇(スマッシングカンパニー)」 練詠、柳生の「閃光」を見た瞬間クソ吹いた。ぴったり過ぎて← 二つ名メーカー大活躍www [mokuji] |