青春デストロイ!? | ナノ





青春デストロイ!? 第37話


では続行。
ジャッカル君と丸井君は確かダブルスさっきやってたよね…なのに何でジャッカル君はマスターとご飯食べてるんだろ…。
ハッ!?まさか浮気?
だめだよそんな堂々としたら!やるやら弁当食べるときじゃなくて、放課後別で帰るとかさぁ、密かに愛を育んであげて!!あ、弁当食べるってそれの布石か!!丸井君、気づいて残酷な現実に気付いてぇ!!
って丸井君は仁王とイチャイチャしてる…仁王を中心に丸井君、遅刻魔君、柳生君……仁王まさかの総受け?私の創作小説(仁王総受け話)が現実になってる!?

あ…そういや仁王と仲直りしたならこれって更新やめるべき?
……でもこれ目当てで来て下さる方もいるし…そうだ、鬼畜設定他ひどいヤツを差し替えればいいんだ。
ジャンルをほのぼのに変更すればいける。

「撫子さん、少し良いか?」

「何?マスター。ご飯は?」

「1分12秒前に食べ終わった。撫子さんこそさっきから箸が止まっているぞ。」

「あぁ、ホントだご飯減ってない。」

妄想ばかりしていてご飯を食べていなかったようだ。

「でな、撫子さんの依頼の報酬で写真のデータと言ったが訂正して良いか?」

「?何だい?何が欲しいんだい?」

「物ではない。今日コスをするのだろう?見学してもいいだろうか?」

「うーん…私は良いんだけど……。合わせをする方が良いって言ったら良いよ。確認してみるね。」

「あぁ頼む。」

『今日の撮影会を見学したいって言う友達が居るのですが、連れて行っても良いでしょうか?』


「…きた。オッケーだってさ。」

「そうか、それは良かった。」

「じゃあ今日着替えたら氷帝の門で待ってて4時に集合の予定だから。」

「承知した。」



休憩も終わり一同が一つのコートに集められる。

「よーしお前ら休憩は終わりだ。午後からは自分で相手を見つけて対戦しな!!」

跡部が部員をまとめる。

「「「「はいっ!!」」」」

「立海メンバー、練習試合だからって負けはいけないよ。」

幸村が恐怖政治を始める。

「「「イェッサー!!」」」

「では撫子君以外行ってよし!!」

「はいっ!!」
「はーい、って、え?」

疑問に思いながらも監督の近くによる。
ふむ、今日もエレガントしすぎている香りがハンパない。

「撫子君は誰と試合したいんだ?」

「………あぁ、えーっとですね…仁王…君が良いです?」

ぶっちゃけ仁王以外のメンバーの実力が分からないから仁王以外の選びようがなかっただけだが…。その仁王ですらあの頃よりも成長しているだろうに…俺の勝ち目ナッシングorz

「分かった。30分後に開始しよう。仁王君には私が話を付けておこう。あとこれが音楽室の鍵だ。明日返してくれればいい。」

「…分かりました。」

「では30分後、このコートに来ること。行ってよし。」

「はい。」

……よし!!もう慣れた。行ってよしになれた。

通算57回目の行ってよしで慣れることが出来た。


試合かぁ…ラケット…持ってないや……誰かに借りよ。
サーブしか取り柄無いのになぁ…ラリー滅茶苦茶だし……。
アウトになってないことが奇跡。

む、あそこで試合しているのは準レギュラーの木村君に遅刻魔!!
遅刻魔のサーブ…がランダムにはねてる!?
あれは使える!!

丁度試合が終わったようだ。

「ちょ、そこの立海生!!」

「へ?俺っすか?」

「そう、君。名前は?」

「切原赤也っす。」

「切原君ね。さっきのサーブって何て技?」

「ナックルサーブのことっすか?」

「そう多分それ!!打ち方教えてくれない?」

「何でっすか。イヤっすよ。やり方横流しされたら困りますもん。」

バッサリ断られてしまった。

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