青春デストロイ!? | ナノ





青春デストロイ!? 第217話


※英語は翻訳機を使って変換しています。
変なところがあってもそこはスルーでお願いいたします。

あと、近々焼肉などを食べる人は閲覧注意です。
と言うより、「寄生虫」と聞いて嫌な予感がした方はこの話は読み飛ばしてください。






「へー…信じてくれないんだ。
It becomes disagreeable. It agrees?Ryoma?(嫌になるなぁ。リョーマもそう思う?)」

「yes.I think that it is severe. Were you poor at English?(酷いっすね。撫子さんは英語苦手だったんですか?)」

「yes.However, the way things stand, I thought that it was bad. That was carried out like Nodame for many hours. (苦手だったよー。でもこのままじゃヤバいと思ったからね、のだめみたいに何時間もあれをしたよ)」

「Are sure. The method suits you.(確かに、その勉強方法は撫子さんにあってますね。)」

「Thank you.
…っていいわけ?忍足サン?」

「嘘やぁあ!!」

「撫子さんはちゃんとした英会話でしたよ?
そもそも撫子さんを疑うなんて最低っす。」

「あかん…俺、もう撫子になんも勝てん……。」

「何言ってんの?アンタ、テニス強いじゃん。私、勝ったこと無いよ?」

「………。」

「いいじゃん、人には得意不得意あるんだもん。私はたまたま忍足より勉強が得意であっただけで、忍足はテニスが得意じゃん?
一位の人が居るから最下位があるわけでその逆も然り。ようは努力のしようだよ。
だからさ勝ち負けって関係なくない?
勝ち負けって大人達が私達を数字上で評価するためのモンだし、気にするほどの物ではないでしょ?」

「……何や…撫子が饒舌や。」

「だって…この一文はテスト前になると言い続けてるもん。テストだいっきらぁあい!!」

「やったらなんで点数がそんなにええねん。」

「そりゃ勉強してるからだよ(一夜漬け)。それに私いい子ちゃんだもん。」

「…完璧主義者め。」

「完璧なんてこの世に存在しないってめだかちゃんが言ってたぞ!!」

「はいはい、まぁ良かったやん。次の定期テストからやんな卑怯な手が使えんくなるんやろ?」

「まぁね、その死刑宣告があったから頑張ったんだよね。
つか卑怯な手と言うな、合理的交渉術と言え。」

「交渉術て…もぅ、どうでもええわ。」

忍足も撫子の実力を認め、非難はしなくなった。
そしてみんなの課題が終わったのは19時、これから夜ご飯。




「と言うわけで、バーベキュー大会ぃ!!」

「「「「イエェエ!!」」」」

立海メンバー以外は少し前に焼き肉をしこたま食ったはずなのに、それでも喜びます。流石育ち盛り。

「今回は対決しないでね。乾でんちさん、乾汁他は持ち込み禁止ね。」

「…あぁ。」

少し躊躇して返事をした。
どうやら何かやらかすつもりでいたらしい。

「で今回は榊監督と跡部提供で滅多に食べれない最高級の肉をご用意しました!!
今だけ跡部を拝み倒します。むしろ五体投地します。南無南無南無南無南無南無南無…。」

「俺様は釈迦か。」

「はい、冷静なツッコミをいただいたところで追記、肉は最高級…よって数に限りがある。
本来なら足りると思うけどね成長期の君らの胃袋は計り知れないものがあるからな…。」

「つまり撫子は何が言いたいんや?」

「つまりは早くとらなきゃ…そのお肉、消えるよ。状態になる。」

そう言った瞬間その場の空気が止まった。
雑談しながら撫子の話を聞いていた者が撫子を一瞬見て、肉の塊を凝視。

肉を食うのは俺だ!!

そして次の瞬間、目にも止まらぬ早さで肉を網に並べ一瞬焼いて速攻で口に持って行く輩が数名。
ブン太と桃城、実に予想通りである。
ちなみに焼き肉奉行の大石だけは戯言、詭弁を連ねすでに隔離済み。

ブン太と桃城の行動につられ義理程度に焼いた肉を口に運ぶ奴らが増加。

生肉を、ねぇ…。
いやいや、高級牛肉だからまだセーフなんだろうけどねぇ。

撫子は比較的静かに食べることが出来るブースを見つけしっかり焼きながら肉を食べる。

撫子の周りに居るのは乾や柳。
とりあえず肉が少なくてもいいから落ち着いて食べたい組だ。

「……そう言えばマスターに乾でんちさん、生肉って怖いね。」

「あぁ、確かに。」

「生より怖いもの無いんだよねー。
本来焼いて食べるために用意したものをさ、ほぼ生で食べるなんて…ね。言語道断だよね。」

「まぁ、確かに焼くことによって殺菌作用は存在する…が、100%中毒にならない保証はないぞ?」

「まぁ、ね。それに生じゃなくたっている物にはいるし…寄生虫とか?」

「確かに、寄生虫を気付かず飲み込んでしまい十二指腸乳頭に虫が刺さり胆汁が分泌されず膵臓に溜まり膵臓が破裂し腹膜に激痛が走りショック死した者が居たと聞いたことがある。」

「よく知ってるねー。食中毒も怖いけど寄生虫んが怖いな私、別の生き物が体内に…オエ。
あ、でもサナダ虫をワザと食べたかなんかしてダイエットしたって女優も居た気がするねー。」

「確かにそうだな。」

少々グロテスクな話を続けている三人。
ツッコミ不在だ。
むしろこの三人は食事中でも遠慮なくこのような話していた時もあるが、
今は生肉を食べているとき、さすがにタイミングが悪い。

そう思った手塚が思わず口を出す。

「…撫子さん……それは今、言わなくてはならない事だったのか?」

「手塚君……別に?雑談だよ。」

別に、と答えながら周りをチラっと見る。
そしたら暴飲暴食をしているブン太とか桃城とかブン太とか桃城とかの姿は見受けられず、顔を真っ青にしてこちらを見つめている者が多数。

「………。」

「見てよ、滝達優雅にお肉様食ってる。あれぐらいの神経の図太さがないと!!」

「撫子、今僕達をけなした?」

「滅相もございません!!」


そしてなんとかバーベキュー大会を再会。
暴飲暴食をしている輩はもう居なくなった。
ショボショボと食べている二人。
他の人も落ち着いて食べることが出来るようになった。

全国大会前に行った焼き肉バトルとはかけ離れた和気藹々とした平和なバーベキュー大会となった。

肉の塊がみんなの腹にそれぞれ消えた頃に解散宣言。
それぞれ明日の合宿解散までの短い時間を有意義に過ごした。

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