青春トリップ!!?  | ナノ


マクロスFの世界に行ってきた


撫子、白石、財前、謙也はマクロスFの世界にある、美星学園に滞在中。
そして撫子達は年齢としては中学校の癖に何故か高等部に所属。
そしてあろうことか航宙科パイロット養成コースに在籍ししている。

そしてそこには萌えるべき主要人物がいる訳であって、

「「アルト姫ー!!」」

っと叫びたくなるお年頃の撫子と白石である。

「姫って呼ぶんじゃねぇ!蔵ノ介と撫子!!いい加減いしねぇと、殴るぞ!!」

「ん?アルトさんはアルト姫って呼んでいいのはミシェルさんだけ、みたいな感じっすか?」

「ホンマやな。浅はかなことを言ってしもうたわ、すんません。」

「ふざけんな!!」

「キャー!キレたー!!」
「年上が年下に暴行を加えようとしとるでー!」

「こらこら、蔵ノ介に撫子。アルト姫を怒らすのもほどほどにしておけよ。」

「ミハエルッ!?」

「よー、アルト。またちょっかいかけてんのか?」

「違ぇよ!こいつ等からちょっかいかけてきたんだよ!!俺は被害者だ!!」

「ハハハハ、アルトも年下のやること一々かっかすんなって。」

「俺を姫と呼んだんだぞ!?呼ぶなってあれだけ言ってんのに!!」

「確かこれで39回注意されたなぁ。」

「姫は姫じゃん、ねー?蔵さん。」

「なー?ミシェルさん。」

「だな。アルト姫!」

「テメェらいい加減にしろよ!?」

「「キャー!姫が怒ったー!!」」

「ガアァア!!」

威嚇行為を行うアルト。
それにふざけて反応した三人。

「ちょっと騒がしいわよ!アルト!!」

「撫子さん!シェリル・ノーム呼んできましたよ!」

撫子達が居る場所は野外ステージの一番近い控室であった。
そこに銀河の妖精シェリル・ノームが財前の案内によってやってきたのだ。

「シェリルさん、この荷物なんなんですか!?めっちゃ重いっちゅー話や!!」

そしてシェリルと財前の後から謙也が大きな荷物を抱えてやってきた。

「あら、謙也。その程度で根をあげるのかしら?男としてどうなのよ。
はぁい!撫子に蔵ノ介、お久しぶり!!」

「キャー!!シェリルさーん!!ステキー!ダイテー!」
「光栄や!何時まで経っても名前を呼んでもらえることは嬉しいわぁ!!」

「ふふっ、こんなサービス滅多にしないんだからね。
謙也、荷物はここに置いて中身を出してちょうだい。」

「シェリルさんは人使い荒いねん…。」

「何か言ったかしら?謙也。」

「いんや、なんも。」

ギロリとシェリルに睨まれた謙也はすぐに取り繕ってから言われた通りにモノの中身を出していく。
化粧道具、その他諸々、
それからセクシーな衣装とキュートな衣装と男物の様な中性的な衣装の物が一着。

誰が着ると言うのだろうか?

「ん?これ一着多いやない?シェリルさんとランカちゃんと…なんや?アルトさんか?」

「なんで俺が着るんだよ!こんな地味に露出してるやつ!!」

「えー、着てくださいよぅアルト姫ぇ!折角だから!!ホラ、サイズもアルト姫のっぽいし!」

「せやせや!似合うんやから着るべきや!!」

「蔵さんが着てもいよー。」

「それは勘弁したってください。俺の目が腐り落ちますわ。」

「おい財前、面貸せや。今の言葉は聞き捨てならんで。」

「アラ、なに言ってるの。その衣装は撫子が着るのよ。これから始まるゲリラライブで。」

撫子を中心に誰が着るのか談義になっていたのにそこに一言シェリルがケロっと言い放った。

「え°…?」

「「「あぁ、やっぱりか。」」」

「えッ!?」

「あぁ!ランカさん、もう皆さん来ていますよ!!」

撫子が驚いている最中、撫子の思考を止めるかのように三人がやってきた。

「え!?あ、ヤダッ本当だ。遅れてすみません!!小道具の買い出しに言ってたんですけどいいのが無くって…!でもルカ君が教えてくれたお店にいいのがありました!」

「お役に立てれて嬉しいです!ナナセさんの為なら僕はいくらでもお手伝いしますから!」

少々集まりの時間に遅れてランカとナナセとルカがやってきた。
ルカの手にはショップの小袋が下げられている。

「あらランカちゃん、ちょっと遅れるのもこの世界ではいけないことなのよ?」

「は、はい!気を付けます!!」

「フフ、じゃぁ次から気を付けてね。それよりも見て?ランカちゃん発案の撫子の衣装。良く出来てるでしょ?」

「わぁ!カッコいい!!流石シェリルさんのデザインです!!言ってみるものですね!」

「でしょう?銀河の妖精に不可能はないのよ!ランカちゃんの可愛らしいデザインも入れてみたのだけど、素敵でしょ?」

「ちょちょちょちょちょちょちょ、シェリルさんにランカちゃん何!?なんなの!?グルか!!このゲリラライブはランカちゃんとシェリルさんとのライブじゃ!?」

「それに撫子の名前が加わるだけね。さて、ランカちゃん着替えましょうか。」

「はい!シェリルさん!!じゃぁ皆後でね!」

「ランカ、シェリル。それから撫子、ライブ頑張れよ。俺達は客席の方に居るから。」
「撫子の男装、楽しみにしとくよ。」
「撫子さん、頑張れやー!羨ましいわ、百合百合やん!!じゃ、後でな。」
「撫子さん!録画録音ばっちりしときますから!」
「なぁ光?それは嫌がらせとちゃうんか?まぁ…椿崎頑張りや。」

「いやぁあー!裏切り者ぉお!!」

撫子とシェリルとランカ以外の者たちは客席の方へと移動した。

「さ、撫子、もう逃げ場はないわよ!さっさと着替えて!!」

「…出なきゃ、ダメかね?私一般ピーポーよ?アイドル違うねん。」

「撫子ちゃん…一緒に出て楽しもうよ!…ダメ、かな?」

上目遣いでランカが懇願するように撫子を見つめた。

「いえ、出ます。出ます。今すぐ着替えて私とイチャイチャしましょう。」

本能に忠実にランカ、萌え。

「よし!じゃぁ本番ね!!」

「もうどうにでもなれぇええ!!」


「「「私達の歌を聴けぇえええええ!!!」」」




―――――
――

「しっかし、撫子もよくやったなぁ。」

「黙れミシェルさん!その触覚引き千切りますよ!?」

「だってなぁ、SMSの新人四人組の一人が女で、あんなにスペックの高い奴だって誰が思う?」

「好きでSMSに私達は入ったんじゃねーよ!!指令だよ!!指令書が無ければ入隊するか!!しかしアルト姫とルカ君とミシェルさんの半全身タイツhshshshs。」

「やけど、これはこれで充実しとるやん?」

「なぁ、ところで俺めっちゃルカに親近感わくんやけど、なんで?」

「そんなん知りません。撫子さん、俺が守ってやりますから!」

「光君ステキ!!」


「おい、お前ら出動だ。」

「…マジか。
蔵さん、光君、謙也君、この出動が終わったら伝えたいことがあるんだ。」

「撫子さん…なんでわざわざフラグ立てとんねん!!止めてや!!」

「あ、いっけね。テヘペロ!」





―――――――
500000hit企画第37弾
りつ様リクエスト「青春主がキャラ3人ぐらいとマクロスFの世界にトリップ/SMSに所属したり、歌姫達と歌ったり」でした。

話にまとまりが…ない?
いやいや、そんなはず…無い無い。

SMS成分が少ないけど…勘弁したってください←

ボビーェ…。

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[mokuji]