三次元に行ってきた 2 ※テ/ニミュキャ/ストが数名出てきます。話し口調は勿論、性格もすべて捏造です。そして三次元とは全く関係ないことをご理解の上読んでください。 苦手な方はUターンお願いいたします。 「きゃぁああああああ!!天井から人が降ってきたぁ!?」 ジャージ姿をした白い帽子をかぶった少年が振っていたラケットを抱き締めるようにして天井から降ってきた撫子と手塚、仁王と柳生の落下を回避。 「きゃぁあああ!!!えっと…確か五代目リョーマ!!」 撫子は前回のこともあり、知識は万全である。 「……すまないが撫子さん、説明を求めたいのだが。」 「俺も同じくじゃ。」 「すみませんが私も、」 「「「ちょっと待って!俺らも!!」」」 「お、おう……!」 撫子はかくかく云々と情報を出来るだけ伝えた。 トリップしたメンツはトリップに対して今更驚かないが、自分たちの世界を漫画にしていることに驚き、それが大人気漫画であることにまたびっくりした。 しかし、三次元の人たちと言うべきかキャストさんと言うべきか。 その人達には非現実過ぎて信じられないと言う。 「しかしそれでないと俺達のこの現象はなんと説明するんだ?」 いつもより数割増しの眉間のシワ。 何故なら自分と同じような顔をした馬/場りょがニコニコしてるから。 更には隣に居るりゅ/ーきにちょっかいをかけ続けてりゅー/きに「うざいよ!」と怒られてしゅんとしてしまったりしている。 表情豊かすぎである。 「………馬/場りょが真面目なこと言ってる…。」 あちらもあちらで驚いている。 「いや、信じてください。マジで、多分数時間もすれば勝手に消えますから!」 因みに今回の指令『数時間後に強制送還。一日だなんてサービスしないよ。だって眠いんだもん。』だそうだ。 「もう信じようぜ!な、その白いの仁王君だろ!?俺、お前の役やってるぜ。」 「ほう、お前さんが…なぁ椿崎、こっちの世界の俺イケメンじゃな。」 「いや、こういうミュージカルはイケメンばっかなんだよ。こっちの仁王より目、くりくりしてて守ってやりたい感バリバリだわ!!」 「……そういや、君、誰?」 ヶ内さんが指摘した撫子は誰?と、 そう言えばそうだ。撫子なんてキャラは原作にも出てきていないのだから。 「!?………モ、モブです。 これ以上は深く突っ込んだら私、崩壊します。」 「そ、そうなのか?」 「いーじゃんマ/サさん!そんな細かい事気にしなくても!!俺の演じてる柳生も来てるじゃんって!こんな機会滅多に無いっすよ!」 「あぁ、貴方が私を演じている方なのですね?」 「わー!こうやって本物に会ってしまうと、今のキャラづくりでいいのか不安になってくるなぁ。」 「いや、ばーち/ょんの日替わりネタは既に常軌を超えてるから今更すぎると思うぜ?」 「え?あれでも人気誇ってるよ!?ダメなの!?あれ駄目なの!?」 「……日替わりネタとは理解しかねますが、貴方がそう演じるべきだと思うならばそれが正しいものだと思いますよ。」 「ッ本物の柳生になら今、抱かれてもいい!!」 柳生の言葉が心に付き刺さったのか、ばーち/ょんの暴走に拍車がかかる。 「うわ、ばーち/ょんが暴走したぞ!!退避だ!退避だ!!」 「ちょ、立海さん止めて下さいっすよ!!」 「無理だよ!兼ち/ゃんか元/気とかじゃないと!」 「ヶ内さん!今こそ年上の本領発揮するときですよ!!」 「ッ………おい馬/場ぁああああ!!!」 「マ/サさんすんませんでした!!」 「本物に恥ずかしいとこ見せんじゃねーよ!!」 「あ、マ/サさんから元ヤンオーラ感じる!」 「……おい仁王、お前柳生君をあんな風に怒鳴れるか?」 「………柳生ぅううううううう!!!」 「…うるさいですよ、仁王君。恥を知りたまえ。」 絶対零度の無表情。 眼鏡をクイっと挙げるところが仁王との距離を少しでも離したがっている気がする。 「や、柳生君…許してやってはくれないかい?言いだしっぺは私なのでね?うん…。」 「…撫子さんも悪ふざけはよしたまえ。」 いつもなら優しい注意で終わるはずの柳生が今回は何故か、突っかかってくる。 「……あれ、柳生君いつもより怖くね?仁王、コレどう思う?」 「あれじゃろ。ばーち/ょんだったかの?そいつにええ格好しぃしたいんじゃろ。」 「わぁお、柳生君姑息ぅ。 …でも聞いて下さる?仁王さん。」 こっそりとした声の音量で仁王に耳打ち。 「なんじゃ?」 「あそこに居られるばーち/ょんさん、座高が、高いの。」 「ブフゥ!?なんじゃいきなりそんないらん情報を!!」 「でな?ジャッカル桑原稲荷寿司でな?さらにあれだぜ?あの精市君さえも土下座させたんだぜ? ね、これ立海で流出させたら面白いことになると思わないかい?」 「なんじゃぁ、椿崎も悪いやつじゃなぁ。」 「ふふふ、仁王ほどではねーぜ。 …そうだ手塚君は?」 長らく仁王にかまっていたから手塚の姿を見失っていた。 何処だろうと思ってキョロキョロと視線を泳がせ探す。 そうしたらなんだか人だかりができているではないか。 「ん?」 人と人の間を潜り抜けて撫子は円の中心を見てみるとそこには軽快にダンスをしている手塚の姿があった。 「わー!舞長さんやー!!」 「手塚部長が軽快に踊ってる!? 馬場り/ょちょっとはこうなってよ。」 「やぁ、ホラ俺には茨の手塚ステップがあるからだいじょおーぶ!!」 「む、お前はダンスが苦手なのか?」 「苦手っちゃー、苦手…。」 「苦手どころじゃないでしょ。かくかくしかじかしかくい馬/場りょじゃないですか。」 「ダンスは身体で表現するのではない。心で表現するものだ!」 「わー!本当の手塚部長から言葉貰っちゃったよ!!これ二度とないチャンスだったよね!!」 「舞長さん!流石!!こっちのてん/てーみたいな貫禄的な何かが見える気がしなくもないよ!!」 「てんてー…だと?誰だ?」 「ん?こっちの世界のめちゃめちゃすごいダンスの先生?みたいな?振付師?みたいな?」 「そんな先生が関わっているのか。一度ご教願いたいな。」 「いいねーそれ!!すんません、上/島センセいらっしゃいますか?」 踊ってみた、をうpしている二人にとっててん/てーの話を伺のはとてもメリットになる。 そう思って撫子はりゅー/きに聞いてみた。 「今日は自主練だから居ないんです。すみません。」 「え?自主練なの?」 「はい!今度のド/リライ7で最後の公演になっちゃうから出来るだけ練習して、皆を楽しませてあげたいんです!! こうやってあいてる時間を見つけて皆で出来るだけ練習しようって!」 「あ…なんだろ。物凄く感動してる!涙ぐましい努力だよ!見えない努力だよ!!手塚君、私達も見てる人の為にもっと頑張ろうね!!」 「あぁ、そのつもりだ。」 決意を新たにしていたら不意に体が宙に浮いた。 「ッ…と、お別れの時間が来たようだね。フハハハハ!もう大袈裟に驚きはしないぞ!!慣れたぞ!勝った!! では、テニミ/ュキャストの皆さん!最後の公演頑張ってくださいねー!!」 ――――――――― 500000hit企画第15弾 亜香月様リクエスト「三次元に行ってきたの続き/ミ.ュキャストと遭遇」 京華様リクエスト「主人公と手塚とあと数名のオタクキャラがテニミ.ュの稽古場にトリップする話(1st season)」 こんな感じ…でしょうでしょう? あまり主とキャストが絡んでない…むしろ、なんなんだろこの文…まとまりが、皆無orz さらに独断で仁王と柳生を同行者にしてしまい申し訳ないです。 難しいですね。ミ.ュネタ…これで二次やってる方尊敬しますよ……。 [mokuji] |