青春トリップ!!?  | ナノ


ヘタリアの世界に行ってきた


「仁王!…お姉様と言わせてください!!」

「やーじゃ…なんで俺がユールヒェン・バイルシュミットなんじゃ…。」

「えー?それは私がモニカだからさ!!」

ただいま撫子と仁王は国擬人化漫画の女体化verでコスあわせなう。
今回も、勿論!撫子が仁王に無理やり付き合わせた感じだ。

「じゃったら俺が普通にドイツすればええ話じゃったんじゃないんか?」

「そんな選択肢私には無い!!
それに言ったじゃん、くびれ晒すのと足晒すのどっちがいいかって。」

「そりゃ、露出の少ない方を選ぶぜよ!!」

「だったらいーじゃんんんんんんんんんんんんん!!?」
「え、ちょ…待ッピヨォオオオオ!!!」

普通に会話をしていたら何故だかブラックロールに呑み込まれた二人。
大体予想はつくのだが、

――
―――――

「………わーぃ、予想通りだぁ…。」
「枢軸か?」

撫子と仁王の目の前には日本とイタリアとドイツが居た。
三人ともスーツを着ていて萌え。

「…………不審者でしょうか?ね…。」
「ヴェー…でもベッラだねぇ!」
「…すまないが、何故だか他人にも思えない様な気がするのだが…。」

「わーい!祖国様ぁイタちゃん!ドイツー!!」

「え?私が祖国……もしかして日本人でしょうか?」

「ですです!祖国様サブカル文化をごり押ししてコスプレなうなんですぅ!!」

「しかし、何故いきなり私どもの目の前に?」

「それはですね、赫々云々でぇ!!」

とりあえず、これに至った経緯と自分たちの自己紹介をして少し雑談。

「はー…それはそれは…西洋文化は奇奇怪怪ですね。」

「ちょっと待て日本、何でもかんでも俺達の文化のせいにするんじゃない。」

「…善処します。」

「ねー、俺の感が正しかったらなんだけどー、銀髪の方の子…男の子?」

「……プリ。」

「イタちゃん…実に正解です!!」

「ヴェーイ!俺の洞察力も侮れないでしょ!」

「それは戦場で役に立たないだろ。」

「…ヴェー……。」

「しかし…その格好は、ドイツさんとプロイセンさんを彷彿とさせるのですが?」

「そうだよー、ドイツとプーちゃんをおにゃのこにしたらこんな感じかなぁって思いまして…それをこう、ね!」

「ドイツさんは女性になっても逞しいのですね。」

「プロイセンも女の子になったら可愛いなぁ。でも顔に傷があるなんてー…。」

「ま、ま、所詮は私どもの妄想ですので…で、聞きたいのですが、連合は居ないのですかね?」

「いえ、今は休憩でもう少ししたら戻ってくると思いますけど…何故?」

「童顔紳士…じゃなくて英国紳士を拝んでみたく存じまして…。」

「撫子さん…前者の表記については激しく同意です。」

「なッ、祖国様まさかのこっちの人物!?」

「フフフフ、それはどうでしょう?禁則事項ですので。」

「ウへへ、了解しましたウへへへへ。」


「ヤー!!もぐもぐもぐ世界のヒーローのじゅーじゅーだぞぉ!世界ムシャの開始ふふんだふぉ!!」

「アメリカ!物食いながら話すな、休憩時間内で完食しろよ。」

「確かにスマートじゃないねぇ。でもお兄さんイギリスに同意するのは癪だなぁ。」

「それよりも…枢軸の人数、増えてねぇあるか?」

「うふふふふー、そうだねぇ。でも僕に対して害は無さそうだからどうでもいいことなんだけどねー?」

「ぁあ?誰だ?テメェら。」

「日本国民です!後、黒魔術でやってきた別の世界の人間です!!」

「黒魔術で世界転移だと!?…よほどの魔力を持っている人間が居るんだな…。」

「居るんですよね。ホント…ね。」

「それにしてもお兄さん、その格好見てるとドイツとプロイセンを投影しちゃうんだけどなぁ。」

「やっぱり分ります?これ、それですよ。ビバ!サブカル文化!!」

「ってことは我達にも女人化したものがあるあるか?」

「あるあるよ。みんな可愛いんですよねぇ!!マジで!!」

「摩訶不思議あるー。」

「…摩訶不思議なことを、と言いますか、私達を見世物小屋みたいなものにぶち込まないで下さいねー。
お手手の銭数える行為は止めてくださいねー。」

「チッ!!」

「お兄さん的にはこっちのプーちゃんの方が好みかな?」

「プリッ!?」

フランスが仁王を気に入ったのだが、残念ながらそいつは男だ。

「フランス兄ちゃん、雅治は男だよー?」

「ん?知ってるよー?だからこそいいんじゃないか!!男の子なのにこんなにも整っているなんて美しい!!お兄さん美しいものは愛でちゃうよ。」

「やじゃぁあ!俺は嫌じゃぁあ!!モーションかけてこんでくれんか!?」

「フランス兄ちゃん、やっちゃってください!!私が許しますんで!!」

「椿崎おまん、ふざけるんじゃなか!!」

「私はいたって真面目ですけど?………ん?」

「おいお前、女がそんなに腹出してんじゃねーよ。冷えるだろ。コレ羽織っておけ。」

イギリスが紳士と言う名の特殊効果発動で、撫子に上着を羽織ってやった。

「あ、とてもキュンとした。イギイギ、今までパブリ天とか言ってすみませんでした。」

「は?」


「んー…予想していた通り会議は踊りましたねぇ。」

「あぁ、だがこれを予想して重要なことは先ほど決めておいた。」

「ヴェー、流石ドイツだぁ。」

「しかし…日本国民はこうやって変装に長けているのか?」

「えぇ、
軍事には向かない技術ですけどね。この技術がこうやって存在知ることで言えることは…――――――日本は本日も平和です。」






―――――――――
500000hit企画第6弾
あべさん様リクエスト「某国擬人化のにょた化な独コスプレして、その世界にいってらっしゃい(。・ω・。)ノ\(。・ω・。)な話」と、
和泉様リクエスト「主と1〜2人位の人とで某国擬人化の所に行く」でした。

リクエストが被っていたため一緒にさせていただきました!!
しかし登場人物を増やすと会話文だけになってしましますね!!orz
今更なことですが…後、動きも無い。
仕方ない、仕方ない←

[ 55/73 ]

[*prev] [next#]
[mokuji]