mine!会長と古後さん
「なあ古後、闇医者って本当にいると思うか？」
「……さあ。っていうかそれを知ってどうする気？」
「いや、体内にGPSとりつけたりするのってやっぱり秘密裏にやらないとダメだろ？」
「……えっと、うん、突っ込みどころはいろいろあるんだけど、とりあえず、なんで秘密裏にやるの？」
「バカだなお前。GPSが体内に埋め込まれてるとか本人に知られたら取り外しされる可能性があるだろ？」
「バカはお前だっ！人権を無視する気か！っていうか犯罪ですからね！？」
「バレなきゃいいだろ、俺がルールだ」
「お前のルールの前に法があるんだよ！！国民なら守れ！！」
「じゃあ海外行く。でもって吉野と結婚する」
「ちょっと本気でやりそうだからやめて」
「なんだよ、あいつは俺のなんだからどうしようと俺の勝手だろ」
「……久住ってちょっと、ヤンデレ入ってたんだね…俺知りたくなかったなあー…」
「やん、でれ…？…ってなんだ？しらん」
「いや、知らなくていい。っていうか、これ以上いらん知識を増やさなくていい」
本気でやろうと思えば監禁ぐらいわけないのが怖いところだよなあ、と無駄な心配事をまた一つため込む古後さんでした。
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