作文 | ナノ

「ねえなまえ」
「ん?」
「あとで部屋に借りに行くから」
「何かあったっけ?」
「ハンターハンター読みに行くから」
「あーそっか!どこまで読んだの?」
「まだ天空競技場」
「早くヨークシンまで行くんだ…わかった加湿器つけておくね」
「ココア持っていけばいい?」
「おーありがとう嬉しい」

「ねえ有里くん」
「ん?」
「わたしの部屋にある漫画読破するの?漫喫じゃないからね?」
「ネウロおもしろいね」
「わかる!?絵がだめって断られるのが多いからさあ!」

「なまえ、これ間抜けてるんだけど」
「あれ?あるはずだよ…あっごめんこっちにあった」
「明日の昼間って君、暇?」
「うん」
「ツタヤ行こう。夏目友人帳と蛍火の杜へ借りてこよう」
「……有里くん目あk「うるさい」

「今日は漫画読まないの?」
「こうしてたい気分だから」
「そういうのってさ、ゆかりとか風花にするべきなんじゃないの」
「なんで?」
「なんでってなんで?」
「??」
「付き合ってるんじゃ」
「ないよ」
「え!」
「言ってなかったっけ?」
「え、だって、それ…」
「好きだよ」
「は!?」
「なまえが」
「えええ!?」
「付き合おうよ」
「……本気?わたしでいいの?」
「なまえがいいんだよ」

「今日はいつも以上に甘えたさんですね」
「まあね」
「しょうがない、よね」
「明日が12月31日だからね」
「大丈夫?」
「うん」

大丈夫だよ、何があっても必ず君を連れて逝くからね。 
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