作文 | ナノ

※シンデレラガールズとのクロスオーバーです

「おっはよーございまー………す……?」
「っと、どうしたんだよシキ?後ろつかえてるから中に…えっ、女の子…?」
「おーい?ハヤトまで立ち止まるなよ〜」
「やっほ〜!キミがこっちの「シキ」なんだね」
「四季…あー、伊瀬谷のほうね。とりあえず中に入りなさいな」
「…プロデューサーさん、その人は…?」
「シンデレラプロダクションに所属してる新人アイドルの一ノ瀬志希ちゃんだよ」
「ま、あたしはついこないだデビューしたばっかだから知らなくても当然なんだけどね〜?」
「シンデレラプロダクション…」
「旬でもCMとか…名前くらいは聞いたことあると思うけど、高垣楓とか諸星きらりがいるとこだよ。うちとは真逆で女性アイドル専門なんだ」
「でも、そんなとこのアイドルがどうしてウチにいて、プロデューサーの膝に乗っかってるんだ…?」
「そーれーはーっ。あたしがこのプロデューサーを気に入ったからなのだ〜!にゃはははっ!あたしの担当P、男の人だから…どうせなら女の子のほうがよくな〜い?」
「志希。一ノ瀬のほう。大変可愛くていいんだけど、膝が痺れてきた」
「え〜?しょうがないなあ、じゃああたしのことトクベツにハスハスしていーよ?」
「いやそういうことじゃなく」
「……ダメ!!ダメっす!同じ名前でもダメっすー!早く降りて!どいて!この人オレの……オレたちのプロデューサーちゃんなんすよお!」
「知ってるよ?」
「なおさらダメ!」
「いーじゃん。女の子同士なんだから〜?」
「それでもダメっす〜!」
「四季くん。うるさいですよ」
「ヤダヤダ!ていうかジュンっち!どうするんすか!もしこのままプロデューサーちゃんまで女の子のが気が楽とかって行っちゃったら!」
「あっ、それいーかも!うちプロデューサーの数も足りてないみたいだし?あたしもキミがきてくれたらすっごくうれしーかなー?」
「………耳元で大声を出さないほうの「しき」がすきかなあ…」
「う〜ん、じゃあしょうがないからそろそろあたしは帰ろーかなあ〜。そろそろあたしのPが探し始めるころだろうし…」
「はじめっからそうして欲しかったっす!もう!」
「にゃはは〜でも楽しかったし、よく話に出てくるハイジョーカーとか四季くんとか、ホンモノに会えたから…ま、いっか!」
「え、そんなにオレたちのこと話してくれてんの?」
「ん、んん〜?」
「そんじゃ、また来るね!お別れのちゅー!」
「むぐ」
「!?」
「にゃはは!奪っちゃった!けどノーカンかなっ?そんじゃ〜!」
「えっ、プロデューサーちゃ…いま、きす…くちびる…えっ」
「まあ一ノ瀬のほうの志希アメリカに何年かいた娘だから…かな?別に同性だしノーカンなんじゃないかな」
「…………あとで、じっくり話すっす。面談っす。いいっすか」
「ええ?うーん…」
「なあハルナ…」
「なんだハヤト…」
「シキのさ、「プロデューサーを取られたくない」みたいなのって、ハルナの「このドーナツはオレの」みたいなやつ?かなあ」
「……だからオレたちのリーダーはモテないんだろうなあ…」
「えっ」

Wシキに囲まれたい。あると思います。
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